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初恋の人は
官能リレー小説 - その他

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初恋の人は 13

俺の言葉に、由衣は若干寂しそうな笑みを見せた。

「あの時、担当の先生もお客さんでね・・・私、もっとエッチな下着とかしてたし・・・コーくんと一緒に準備しながらバイブとかアソコに咥えていたのよ」
「マジかよ・・・」

その時の担当の教師はアラフォーの金持ちで、嫌味な奴だからあんまり生徒に好かれていなかった。

「お客さんだから、作業終わりに残ってセックスとかしていたわ・・・コーくんが隣の部屋で作業してる時に・・・その隣でしたりとか・・・コーくんと一緒に当日のバックステージで準備した時も・・・」

どこか恍惚の表情の由衣。
俺の思い出の由衣が嫌な奴に汚されていたのを知るのはいい気分じゃないが、どこかそれも興奮するものがある。

「実は、次の企画なんかそんな感じにしようかって話になってるの!」
「うわぁ、何か見たくないようで凄く見たいな、それ・・・」

そう言う思い出がある由衣だから、きっと迫真の演技になるんだろう。
そして俺は、それでたっぷり抜けるんだと思う。

「ごめんね、コーくんには嫌な思い出になっちゃったかもしれないけど、その分今はコーくんに尽くしてあげる」
「全然、そんなことないよ…むしろそれが作品になったらオカズにすると思う」
「ふふっ、コーくんは結川きららファンクラブの001番だね」
「作るの?」
「予定はありません」
イタズラっぽく笑う由衣。目の前で喜多岡由衣と結川きららが交互に現れてるような気分だ。

「映画館ではフェラしてほしかったな。正直、あの映画に出てきた売春婦のほうがドキドキした」
「ごめんね、撮影ならスイッチが入ってやれたんだけど、流石にプライベートでは…」
「仕事でも、結川きららがAV業界の歴史に残る女優になってほしい」
「例えば、どんな作品?」
「伝統のシリーズ物だな、『極楽逆ソープ』や『牝尻』や『全裸巨乳家政婦』や『パイズリ痴女』にいつか出て欲しい」
「そうね、その辺りも企画候補になりそうだし考えるわ」

あっさりとそう言う由衣。
でも、こうも付け加える。

「きららとしてはその辺りは全く問題が無いけど・・・由衣としてはコーくんと普通の女の子がしてる事をしたいの」
「由衣・・・」

そうか。
エッチな事ならこれまでもしてきたし、結川きららとしてこれからもしていくだろう。
ただ、普通の女の子としての楽しみは俺としていきたいと思ってる・・・
いや、逆に考えるとそれは俺しかできないスペシャルな事なのだ。
これはフェラなんかさせずに普通の映画館デートで良かったんだろう。
あそこでエッチに及んでいたら、彼女の人生から喜多岡由衣はいなくなって、結川きららの人生しかなくなるだろう。

俺は彼女の髪を撫でながら言う。

「あのさ・・・結川きららはセフレ、喜多岡由衣はカノジョって事にしたいけどいい?」
「ふふ、同じ人間なんだけどねぇ・・・でもそう言うの嫌いじゃない」

そう言ってキスで返してきた由衣が笑う。

「じゃあ、とりあえず今はきららね!」

ニコッと笑って胸を弾ませる彼女。
これからラブラブセックスしますッて状態の前の、結川きららだ。

「コーくんもパンパンになってるんだから、脱がしてあげちゃう♪」
「いつどこで抜かれるかわからなかったよ」
「デート中にきららが現れたら、映画そっちのけでトイレに駆け込むわ。もちろんコーくん連れてね」
「それはたまげたなあ」

あっさりベルトを解かれズボンを脱がされる。
硬く勃起した肉棒が彼女の目の前で主張して見せた。

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