女子学園の調教師 7
それを聞いた杉本が結菜の側に近付く。
「ほお、なるほど…で、それは誰なんだ?」
「し…知らないもん」
「言えよ、誰だ?」
「フン…ー。痛ッ!」
杉本は結菜のスカートの下に手を伸ばして、彼女のショーツの上から股を触る。
「気持ち良いだろう?どうだ言う気になったか?」
「い…言わない…アンン…」
感度が高まっている状態での結菜の陰部は、ちょっとした刺激でも蜜を垂らしだしていた。
「こんなに濡らして全くいやらしい子だな、お前は…」
「ウウゥ…お願い、もう…弄らないで、おかしくなっちゃう」
「だったら素直に言え、誰が悪魔祓いなのか」
「し…しらない、聞いただけ…なの」
「本当か?」
「ほんとう…ハア…ハア…」
結菜は涙目で答える。綺麗にしてもらったばかりの彼女の両脚から蜜が垂れ落ちている。
仕方無く杉本は彼女の股から手を抜くと、結菜は力無く座り込む。
杉本は、結菜に聞いても何も手掛かりになる物は無いと感じ、彼女への躾はしばらくの間キープして置こうと思った。その間に騒がれるのは迷惑と思った彼は、結菜の体を起こす。
「立て!」
無理に立たせると、彼は結菜の額に指を当てる。すると彼女は目を瞑った。
しばらくして目を開けると、彼女は何も無かったかのような表情で杉本を見た。
「あ…先生、色んな本を読んでいるのですね。今度お勧めの本があったら教えてください」
「ああ…そうするよ、今日はもう遅いから家に帰りなさい」
「はあい」
そう返事をすると、彼女は荷物を持って部屋を出る。部屋を開けると外は元に戻っていた。
「それじゃあ…先生、また明日」
そう言って彼女は廊下をでて行く。その時、彼女は少しフラッ…として、自分の股が濡れているのに気付く。
(あら…やだ、私ったら恥ずかしい、何でこんなに濡らしているのかしら…?)
結菜は帰宅前にトイレへと向かった。
指導室に残った杉本は一人考え込んでいた。
(全く、あの小娘め…余計な事を。まあ…少し調べれば何か分かるかもしれないな…)
そう思うと杉本は椅子から立ち上がる。
(あの小娘、もう少し調教すれば良かったかな…?)
などと思いながら彼は帰宅準備をする。彼はアパートに帰宅する時に、図書館と書店に立ち寄り、様々な種類の本を購入してアパートに帰った。
〜現在
杉本のアパートの室内は、物がきちんと整理されていて使い易さがあった。彼の体に憑いたモノは利便性を感じてはいたが…一方で不便さを感じていた。
と…言うのも、杉本裕太と言う人間は根っからの教師である人物だった。部屋には学業や教育方針に関する本しか無く、それ以外の物は無かった。
その為に彼の体に憑依した者は自前で様々な辞書や書籍を、探し集める必要があった。
辞書や書籍に記されている内容を、ノートに書き込みながら…彼はノートパソコンに登録されている生徒達のプロフィールに目を向けた。
ある文面に目を向けて、彼は女子児童のプロフィールを見た時…彼は何かに気付いた。
「ま…まさか、そんな」
唖然とした表情で彼は女子児童のプロフィールを眺めた。
「このクラスには厄介な人材が二人も居る…。向こうが先手を取る前に、こっちから仕掛け、相手を屈服させるか…服従させないと後々面倒になるな…」
そう思っている時…彼は一瞬クラッと意識が遠のいた。
「くっ…、復活したばかりで、まだ魔力が乏し過ぎるか…。まあ良い、下手に動けば怪しまれる、これからは場合を見て動こう」
彼は、そう言うとソファーの上に横たわった。
しばらくして杉本裕太が「ふあ〜あ…」と、大きく伸びをして起き上がる。
ソファーから立ち上がった彼は、机を見てギョッとした。自分がいつの間にか…知らない間に様々な文献等の本が机周辺に置かれていた。
「ど…どうしたんだ、何時の間にこんなに沢山の本を買い集めたんだ?」
そう思いながら彼はパソコンに映っているクラスの女子児童のプロフィールを見て、ノートに細かく書き記された筆を見た。
まるで何かを探している様に思えたが…細かく書き記された字は何を意味しているのか分からなかった。
自分が知らない間に、自分に憑依した何かが調べ物をしたんだ…と、思いながら裕太はクラスの女子児童のプロフィールを消した。
彼はプロフィール画面を消した直後、ギョッとパソコンの画面を見て驚いた。
パソコン画面には、明らかに女子小学生と思われる少女の、裸写真が現れた。しかも…性行為したらしく、股を開き…その股からは白濁の愛液の汁を垂らしている姿だった。
「な…なんで、こんな写真があるんだ。一体誰が…何時撮ったんだ?」
裕太は写真がパソコンにアップロードした日付を見て、今日だと確認する。
更に…写真の少女の顔をよく見ると、彼女は自分のクラスの女子「赤嶺結菜」だと気付く。
(彼女をこんな姿にしたのは誰なんだ…。まさか、自分に憑依した者なのか?)
真実を暴こうと、裕太は明日直接本人に聞こうと考える。ただ…こんな恥ずかしい恰好をされた少女が、次の日に学校に来るかどうか…。
それ以上に、明日学校へ行くなり、自分が学園長やPTA会員に呼び出され、懲戒免職処分されたりする可能性も考えられた。
全ては、次の日に学園へ行くまで分からない…と、裕太は考えた。