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闘技場でセックスバトル!
官能リレー小説 - その他

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闘技場でセックスバトル! 27

「あれだ」
光に向かって、アンシャンドが歩いていく。
「うわー!」
「こいつは…」
「さっきのよりデカいぞ」
俺達は口々に言った。
さっきのよりも大きなクリスタルには、身を絡め合うようにしてオーク達が閉じ込められていた。
ただ違うのは、これが牝オークで、しかもさっきのよりかなり数が多い。
それに牝オークは、エロい体つきをしていて、顔も雄よりはよっぽど人間に近い。
「ククッ。そうなっちまうよな」
ロドリゴもジュアンも俺も、勃起してしまった。
「ひょっとして、さっきのオークが暴れないようにするのって」
「こいつらを先に解放する。それでこいつらに協力させて雄も解放し、宥めさせる…で、その協力を取り付けるには、俺一人じゃ足りなくてな。お前達にも手を貸してもらう」

アンシャンドは平然とした口調で言うが、とんでもない計画だった。
「無茶苦茶な…この人数を俺達四人でまとめきれるか?」
ジュアンもロドリゴも動揺を隠せない。
「具体的にはどうするんだ?」
俺が聞いた。アンシャンドは突き付けられた三本の屹立を眺めながら答える。
「ここの闘士だった奴らが使っていた部屋がある。そこで作戦会議だ」
俺達はオーク達を封じたクリスタルの間をすり抜けて先に進んだ。クリスタルの光が届かないところまで行くと、そこにあった扉を開ける。
そこは確かに闘技場の選手控え室だったようだ。今は誰も使ってないらしく、ホコリを被った備品が雑多に置かれていた。
「汚い場所だが我慢してくれ」
アンシャンドはそう言って、部屋の奥に置いてあった椅子を持ってきて座った。俺達も適当なものを見つけてきて腰掛ける。
「まずはお前達の実力を見せてくれ。俺はお前達の力を信頼してこの計画を持ちかけたんだ。だからまずはそれを確かめたい」
「見せろと言われてもな…」
ロドリゴは戸惑っている。
「どうやって見せるんだ?」
ジュアンも乗り気ではない。
「簡単だ。全員裸になってくれ」
「裸に?」
ジュアンは思わず聞き返していた。俺は何となく予想がついてはいたが、やっぱりかという感想だった。
クリスタルに封じられたオークの男達は、全員が素っ裸にされた状態で絡み合う様にに押し込められている。これには何らかの意図があるに違いないと考えていたのだ。
アンシャンドは話を続けた。
「そうだ。俺の見たところ、お前達は全員が特殊な才能を持っている。それはオーク達…いや他の闘士にはないものだ」
「俺達に何の才能が…」
ロドリゴが不思議そうに言う。
「裸になるのはその特殊な才能を発現させる為に必要なのだ」

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