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混浴温泉の罠
官能リレー小説 - その他

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混浴温泉の罠 2

男は無言で莉菜の裸体を観察しながら静かに近づいていく。
麻友の言ったとおりになったのだから、こちらも応えて莉菜に悲劇を見せねばと先に体から外した莉菜のバスタオルを取って体を隠す物を奪っていった。

「誰!?っ、私のタオル返してよっ」
いきなりタオルを取られ身体を隠す事も出来ず湯船に浸かったままの莉菜。

「誰って、ここは皆が入れる混浴なんだけど?知らなかった…なんて言う気?」
男は奪ったタオルをすぐさま手の届かない距離に放り投げた。
「特にここの混浴はスキンシップが激しいことでも有名なんだ、だからさ、せっかくの二人きりを楽しもうぜ!?」
男は最初から莉菜を傷物にする覚悟を決めて迫っていき、強引に彼女の背中に抱きついていった。

「クッ!」
先程まで余裕ありげだった男が悲鳴をあげて飛び上がった。莉菜はなにがなんだかわからないが解放された。
湯の中でジタバタしている男を残し、弾かれたみたいに風呂からあがる。
「いったいなにが?」
莉菜は背後を確認すべきか迷った。
その背後で物凄い水音が響いた。湯が莉菜の頭上から降り注いだ。
その勢いで莉菜は転びそうになる。
先程まで小さな温泉があった辺りから大量の細い蔓のような物が伸び上がっていた。岩肌の隙間から生えているのだ。
その中心であの男が吊り上げられていた。
吊るされた男の股間に巻かれた緑色のタオルは大きく突き出されていた。そこは恐怖に萎みつつあるが…。
そのタオルが器用に剥ぎ取られた。
「あああっ!」
自らが莉菜にやったことをやられるはめになった男は反射的に腰を震わせて股を閉じようともがいた。
しかしそれは無駄な抵抗だった。
「おおおぅ! こいつら…」
男の叫び声が響く。その股間には数本の太い蔓が絡まりつき、それがゆっくりと上下運動を繰り返している。
「んぐっ、くそぉ、離せぇ!」
必死に暴れる男だったが、すぐに動きが鈍くなり始める。
莉菜は呆然とそれを見ていた。

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