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脱出ゲーム
官能リレー小説 - その他

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脱出ゲーム 1

気がつくと俺は狭い部屋の中に居た。
部屋の中には俺一人だけ。
扉は2つ有るがどちらも鍵が掛かっていて開く気配は全くなかった。
この密室の部屋に俺以外で唯一置いてあった物と言えば、一枚の指令書と書かれた紙だけだった。

『服を全て脱ぎ裸になる [青い扉が開く]』
『自ら命を絶つ [赤い扉が開く]』

自殺なんて選べる訳がない。
俺は仕方なく裸になった。
すると床の一部が開き脱いだ服が吸い込まれ、それとも同時に扉の鍵が外れる音がし扉が開く。
「裸で進めと言うのか…一体これは何なんだ」
疑問を抱えながらも俺は先に進むのだった。

進むと更に選択肢と扉があった。とりあえずホモや幼女を連想させる方は避けて進んだ。
指令書がどこまで叶えてくれるのかあるいは権力と繋がってるのがまるで分からないけど、正直に答えたつもりだ。
全裸だとどうしてもセックスを連想してしまうが、それがいいことなのかどうか考える前にズバリな選択肢が並んでいる。
おそらくこれまでのドアと同じで後戻りできなさそうだ。

『女には自ら迫る方だ [青い扉が開く]』
『受け身もいい [赤い扉が開く]』

「これは…青だな」
よく分からない質問、命令の数々にうんざりして来た俺は、もう思い付きだけで扉を選ぶと迷い無く扉を開いた。
扉を開くとそこには久しぶりに違うモノが置かれていた。
「人形…?いや人だ」
部屋の中にはベッドで寝ている女性がいた。
これはどういう意図かと思い部屋の中を見渡すと、いつもの指令書が壁に貼られていた。

《女性の首には爆弾が巻かれています。
 今から十分後に起爆します。
 女性をレイプし中出しをすると爆弾は解除されます。》
『女性を助ける [青い扉が開く]』
『女性を見捨てる [赤い扉が開く]』

「おいおい、何だよこれ」
いきなりの命の選択に驚いて声が出てしまった。
俺が驚いていると、いつの間にか壁にタイマーが現れていてカウントダウンを始めていた。
「いきなりレイプしろとか無理だろ!いやでもしないとこの人の首が…」
目の前で眠る見ず知らずの女性の首には爆弾と思われる首輪がランプを点滅させていた。
どうする、起こして説明するか…。
いや無理だ。
今の俺は全裸の変質者にしか見えない。
どう頑張っても説得できる訳がない。
「なら、やるしかねえか」
気が引けるがこれも人命救助だ。
俺は女が起きない様にそっと服を開けさせセックスするのに都合の良い格好にさせる。
「おっ…意外と俺好みのスタイルだ…」
かわいい系の下着を外して秘部露わにする。
適度な肉付き、無駄に大き過ぎない胸、薄っすら茂った股間、それらを見ていると俺の股間が熱く滾って行く。

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