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BR42bis
官能リレー小説 - その他

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BR42bis 2

生理用品は母や姉妹のが家にあったから驚かないが、ディルドが何本かあったのには赤面してしまう。
小さめの、普通サイズ、秀仁の勃起時とほぼ同じ大きさ、女の子が嫌がりそうな程の無茶な大きさの。
色やデザインは女性受けしそうなものばかり。
秀仁は何を思えばいいのかわからなくなってしまう。

「恥ずかしすぎるよ。女の子に見られたら…」

確認だけしてディルドは戻す。
もう一つのケースを開けた。
「うわぁ……これって……」

中には武器が詰まっていた。
中には入って居たのは殆どが刀やナイフなどの接近戦をメインとする武器で、遠距離で使えそうな物は弓や投石器など火薬を持ちいらない人力の武器ばかりであった。
唯一近代的な武器としてスタンガンが収められていた事からレイプするならコレを使えと言う事だと読み取れた。
一つ一つ確認してみる。
だが気味が悪い事に、一部の鞘やケースには血糊がそのまま付着した刃物が無造作に押し込められていた。

「前の参加者の……」

血の臭いに眉を歪めなが秀仁は武器の入ったケースを物色した。
全部持つと重すぎると思い、考える。

「気持ち悪い…」

血飛沫飛ぶ光景を想像してしまう。
とにかく自分に適した武器を取っておこうと、頭の中を整理。

「あれ?」

武器を出した後のケースの底にまだあった。
こちらはきれいでしっかりした木箱。
鍵も無く、そのまま開けられた。

「救急箱?」

医薬品や応急処置の道具。
実際には救急キットといった方が正しいが、素人の秀仁はそこまではわからない。
彼の心に、ありがたいという気持ちとこんなのも必要なのかという前途への不安が一緒に現れた。
とりあえずこれは必携だと思って持つことにした。


「どうしよう…殺したりするのもなあ……」

身を隠すにしても飢えてはどうにもなるまいと、食料はとりあえず持てるだけ持っておく。
他にも武器を見繕うことにした。
血の臭いを漂わせる雄臭い武器は避ける。
血糊や錆が浮いていて、使えるか疑わしい。
スタンガンや、綺麗なコンバットナイフ等を選んだ。

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