病院に閉じ込められて 22
「うん…言われ無くても分かるよ…」
すっかりと成熟した身体…
ゆきはもう、優子ちゃんと何ら変わることの無い女性の身体になっていた…
「凄い綺麗だよゆき…」
変わらずに勃起しているすすむが、声を高揚させる…
「ありがと、お兄ちゃん…これでやっと皆の仲間入りが出来るねぇ…」
そして、ゆきは僕が引き続き座っていた場所の前に再びしゃがみ、僕の両手を握り、僕をまっすぐ見てこう言った。
「お父さん、私の、はじめて、もらって」
「ゆき!僕だって、今までずっと我慢してきたんだぞ!」
すすむはそういってゆきのうしろに回りゆきの胸を鷲掴みにした。
僕はその前にすすむのモノも、僕の方向指示器と同じように膨れ上がっているのを見た。
そして優子は…もうこんな立派な大人の体の息子と娘の母親なんだ。「ちゃん」とか付ける気分ではなくなっていた…扉を開けて僕たちを見ていた。
僕は多分、助けを求めるような目で優子を見ただろう。
「先生が困ってるの、分かります。私たちが育った社会の常識だったら、ゆきとセックスするなんて絶対ダメ、って言います。私個人の感情でも、嫌です。でも…この世界はそんな常識も感情も、通用してない…先生、ご自分で、判断してください」
「そ、そうだな…ここにモラルなんてもんは存在しないのかもしれないな…」
「それじゃあ?…」
「此処は狭い…寝室に移動するよ…」
「先生がそこまで覚悟を決めているなら、私はすすむとヤルは……そうでもしないとすすむは納得しないでしょうから…」
うぇっ;…
すすむとヤルって…、、そういうことかよ;
まあ僕がゆきとそういうことをする以上、優子ちゃんを咎めることなんて出来ないけど;…
「あ、優子ちゃんはそれでいいのかよ…?」
「仕方無いですは…折角先生のが復活したのだからソッチを味合いたいところですけど…すすむのはすすむの成りに、頑張っていますもの…」
確かにすすむのモノは若いだけあって元気だ…
優子ちゃんが惹かれるのも無理もない…
父親としての自覚なんて無い僕は、すすむに対して男として対抗意識が働いてしまう…
何かの力が働いて、こんなにも巨根には成ったとはいえ、本来の僕のだったら、完全にすすむのに負けているからな;…
「それじゃあ…四人一緒にヤらないか?…、折角の記念日なんだからさ…」
すすむに優子ちゃんを取られるような不安にかられた僕は、ついそんなことを口にしてしまった;…