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幻影
官能リレー小説 - その他

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幻影 52

「あっ、初めまして…いつもサービスしてもらっちゃって、ありがとうございます;…」
歳上の美女を前にちょっと緊張してしまう…

「あらぁ君が豊くんねぇ、瑞希ちゃんからいろいろ聞いてるはぁよ…」
いろいろって…まさか勃たなかったことは言ってはいないよな?;…

「こっちは野上咲乃さん、この店のシェフだよ」
「よろしく〜」
若いのに厨房をまとめる役割というのもすごいな。
それにしても……デカいな。

「せっかく結衣ちゃんとデートなのにそんなところばっか見て〜」
「おい瑞希…!」
「まあ満も一緒だったけどね〜」
「男の子にジロジロ見られるのは宿命だよ」

「ちょっと」
「あ、すいません」
彼女はおっぱいだけでなくお尻も大きいと確認したのがバレたかと思った。
正直シェフよりも接客のほうが男性客に受けそうと口にしてしまいそうだ。
「いいのよ、謝らなくて。それより、ちょっと見てほしいの。男の人なら直せるんじゃないかと思って」
「いいですよ、工具とかありますか?」
「少しはね」
「豊さん、そろそろ塾の時間みたいで…」
「そうか、じゃあ前まで送るよ」
「心配症ね、結衣ちゃんには私がついていくから、咲乃さんを手伝ってあげて」
「じゃあ、決まりね」
結衣に最後までついていけないのはデートとしてどうなのかと思うけど、目の前の咲乃さんのグラマラスさと大人の魅力にも完全に参ってしまっている。
もし、先代の結衣より先に彼女と出会っていたら、どうなっていたかと途方のないことまで考えてしまう。
店か厨房の中の修理だとばかり思っていたのに、奥のプライベート空間に案内される…
店の奥が咲乃さんの家になっているって訳なんだな…

「ごめんなさいね、こんな所まで連れて来ちゃって…前は梨花もここで一緒に暮らしていたんだけど、結婚してからは私一人なのよね…」


「僕こそ、許してください。そんな事は知らずに結衣と来てしまって…」
「いいの、豊くんて魅力的だから…その、結衣ちゃんと相思相愛なんでしょ?」
「でも、咲乃さんにお会いしてから、なんだか変なんです。一度恋人を失って今の結衣と愛し合えて満たされているはずなのに、咲乃さんといるだけで…」
「私なんかでそんなときめいてくれて嬉しいわ、その気持分かるわ。幸せなはずなのに、今の恋人は素直だけど、年下で少し物足りない。大人の女に憧れてるんでしょ?」
「咲乃さん!一度だけでいいんです」
「分かったわ、結衣ちゃんには黙っていてね。私も瑞希ちゃんには言わないから」
実は誘われていたことは好都合で、僕はあえてやりたいという思いをまっすぐに伝えると、彼女も欲求不満のようでなんとか口説けた。
見るからに優佳里よりも豊満だし、なんとか結衣のいない所で仲良くデキないかとゲスな願望を抱いてしまう程の女だ。
彼女から抱きついてきたので、そのままキスする。密着していると、予想以上にグラマーで内面の包容力さえ伝わってきそうである。

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