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幻影
官能リレー小説 - その他

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幻影 19

「はっ、あ、ああ〜っ、ゆ、豊さん…ダメです!私、私…」
「いいよ、結衣、そのまま、一緒に行こうか」
「ああっ!い、いくって!?」
「一緒に幸せな気分になるってことさ!」

ひときわ強く結衣にピストンを叩きつける。
結衣の身体はビクビクと痙攣し、声にならない叫びをあげる。
僕もその瞬間限界に達し全てを放出する。

意識を失った結衣から自身を抜き出し、その身体をそっと抱き締める…
結衣が気持ちよかったかどうかは分からないけど、イッたことは確かだ…

やっぱり女の子がイクって、男が射精するよりも数段に凄いものがあるんだろうな…
それは男の僕には一生分からないことだけど、もしあの映画みたいに女の子と身体が入れ替わったら、僕はそんな体験もしてみたいなんて…結衣を見ていてそう思ってしまう;…

「………あ」
しばらくして結衣が覚醒する。
うっすら瞳を開き、僕を見上げぎこちない笑顔を見せた。

「豊さんの、すごかった。私だけ別の世界に行っちゃった感じ」
「それだけ気持ち良かったら嬉しいよ」
「私、すごくエッチですよね、変態ですよね」
「むしろその方が僕は好きだな」

「そうなんですかぁ?…豊さんがそんな風に思うなんてちょっと意外…」

「そうかな?…僕だって男だからね;、結衣のあんな姿を見るとギンギンに興奮するし、そうなると一刻も早く出したくもなるさ;…」
当然あのアニメの主人公みたいに、いつも爽やかな好青年って訳にはいかないからな…

昔から清潔感あるって言われて、周りからはモテた時期もあったんだよな。
それから先代の結衣と付き合い始めてからはその声も随分減ったけど…
あの頃は欲望丸出しにする勇気がなくて、エッチの回数なんて数えるくらい…今となっては後悔しかない。

今の、この結衣はいつも僕を求め、期待に応えてくれる。

そんな結衣がある日突然言う。
「豊さんのお家に行ってみたいです」
「別に…大したものなんてないよ?」

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