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貴方の人生、変えちゃいます!
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貴方の人生、変えちゃいます! 4

いやいや、待て待て待て。
この映画こんなシーンあったのかよ。
一人ならまだしも、隣にエマさんいるのに…気まずいったらこの上ない。

俺は少しエマさんと距離を置こうと…

キュッ
「!?」
エマさんが肩を寄せ、手を握ってきた。

画面の中では主役二人がお互いを慈しむように互いに唇を交わし、舌を絡めあう。
抱きしめあい、全身の愛を高めるように愛撫しあう。
男が上になったり、女が上になったりと何度も動きながら。

要請を受けてやってきた牧師と本部命令で派遣されて来た捜査官の彼女とが、ゾンビだらけになった屋敷がある街で再会。
彼らは高校が同じで、一時期付き合っていたらしい。男は牧師を目指し、女は捜査官を目指してそれぞれの養成課程のある学校へ進学して以来の再会らしい。
屋敷内のゾンビをひとまず駆逐した後で会食の後、今のベッドシーンになった。
ケースの表記を見ると作品は二時間近い長編映画で、あと一時間程は残っている。

画面の中では愛撫を続ける牧師が捜査官のスーツを一枚ずつ脱がせていた。
彼女のフロントホックブラに包まれた白く大きな胸が姿を見せたところだ。

捜査官の彼女がアップで大写しになる。
牧師の男は何の躊躇いもなくそのブラを剝ぎ取る。
その豊満すぎる胸が波打つ。そして牧師の手がそれを鷲掴みにする。

「Ah……Oh…」
悩ましげに響く彼女の喘ぎ声。昨夜のエマさんと同じように聞こえてドキドキが加速する。

牧師が捜査官をベッドに押し倒し覆いかぶさる。
男は豊満な胸にむしゃぶりつき女は気持ちよさそうに喘ぐ。

胸のドキドキだけじゃない。股間まで興奮して大変なことになる。

エマさんは真剣にそのシーンを見ている。
恥ずかしいとか照れているとかそんな様子は全くない。シンプルに映画を楽しんでいる…俺とは全く違って。

…濃厚なラブシーンはやがて心底気持ちよさそうにしている捜査官の彼女の顔のアップで終わりを告げる。
実際にそのようなシーンは直接捉えられてはいないが…この表情と声だけで十分いけるんじゃないか…

再びシーンはゾンビ討伐のシリアスなシーン………?


股間に違和感を感じた。
何かがもぞもぞと動いているような……??

「えっ、ちょっ」
股間に向かってうごめいていたのは、エマさんの手だった。
僕の反応に気づくとエマさんはニコリと微笑んだ。

「ふふっ、すごいですね…」
「あの、エマさんっ」
「私、もっと知りたいです、高松さんのコト」

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