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催眠調教師
官能リレー小説 - その他

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催眠調教師 7

「綾が泣いてる……」
あたしがデブ男に言うと、デブ男はあたしにキスをしてから、起き上がりました。
「綾ちゃん、おいで」
デブ男が綾を手まねきしました。
綾はゆっくりお湯から上がると、ふらついて、デブ男に抱きついたまま、はぁ、はぁ、はぁ、と息を乱しています。
あたしはぼんやりとまた綾とデブ男がエッチを始めるのをぐったりしながらただ見ていることしかできません。
「くっ、はぁっ、やっぱ出したばっかりだと気持ちよすぎて、綾ちゃんのおまんこにまた出しちゃうよ!」
「おにいさんのオチンチンでいっちゃうっ、いっちゃうよぉ、はうぅぅっ、あやのおまんこに出して、いっぱい、あんっ、だしていいよ、ふあぁあ、あぁん!」
綾があたしのとなりでデブ男に上からのしかかられながら、また中に出されて、びくん、びくびくびくびくっ、と体をふるわせました。
綾はそのあと目を閉じたまま浴室の床の上でぐったりとして動けなくなりました。
誰でも、デブ男にいかされすぎると動けなくなります。
その間はもう体中が蕩けきってしまって、でも、デブ男のオチンチンが抜かれて中から精液がこぼれていくのが、気持ちいいのに胸が痛くなるぐらいせつなくなります。
ずっと激しく犯されて、めちゃくちゃにされたいって思っちゃうんです。
デブ男が満足したのかあたしたちを浴室に残して、たぶんアニメの主題歌だと思うけど、へんな鼻歌を歌いながら出ていってしまいました。
あたしはまだ快感に溺れて動けなくなっている綾の手を握ると綾がすがりつくみたいに、あたしの手を握り返してきました。あたしには、気持ちよさも、さみしさも、はずかしさも全部わかるんです。
綾の気持ちよすぎてわけがわからなくなって不安になってるのが、少しはらくになるといいと思いました。
綾はどうにか起き上がれるようになるまで、あたしの手を離しませんでした。
あたしは綾の敏感になった体をシャワーで洗って、あたしの体も綾が手にボディソープをつけて、優しく洗ってくれました。
あたしたちはおまんこの奥がまだうずいてたまらなくて、抱き合ってキスをしました。
あたしたちがお風呂から上がったときには、デブ男はリビングのソファーで腰にバスタオルを巻いたままのほとんど全裸で、いびきをかいていねむりしていました。
デブ男の性欲処理のおもちゃにされたあたしたちは、どうしたかというと、デブ男が風邪をひかないように、毛布をかけてやり、あたしが三人分のスパゲッティをゆでたり、綾がサラダを作ったりしてデブ男が起きてくるのを待ちました。
ちょっと好き放題に弄りまわされているときは、なんとなく、にくたらしい気持ちにもなるんです。
でも、デブ男が寝ておとなしくしていると、愛しいような気持ちになってしまうからです。
あたしたちは、くやしいけど、もうデブ男のあたえてくれる快感の虜にされてしまったのを認めないわけにはいきません。
綾はデブ男を「おにいさん」と呼びます。
あたしは「ねぇ」「あのさ」とか名前なしで呼びます。
デブ男は綾を「綾ちゃん」と呼びます。
あたしのことは「デカパイ」とか「ぽちゃ」とか変な呼び方をします。
綾はすごく有名なキャバ嬢で、上品な顔立ちでおとなしいのですがきれいで、芸能人とかにも口説かれたりはよくあるので、もうデビューしちゃえばぐらいの子なんです。
「帰りたくないから、ここにいようかな」
綾はあたしよりお金持ちで、実家もお金持ちでお嬢様育ちなんです。なんで、庶民で四歳歳上のあたしと知り合ったのかと言えば、ネットゲームがきっかけでした。
「ねえさん、だめ?」
「ん、綾、お仕事とか彼氏はどうするの?」
「だって……」
デブ男の顔をちらっと見て頬を赤くしています。
綾もデブ男にはまってしまったみたいです。

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