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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 6

ようやく三人が揃ったが、気まずさとこれから始まるであろう《儀式》への緊張感が俺達を包みこみ、部屋に沈黙をもたらす。
「…所で明日は何時くらいに仕事に向かうの?」俺が問いかけると、
「みこ、明日から三日間休みだよぉ…新婚休暇ぁ(笑)」
「…明日、家から荷物も届きますし、これから必要な物も買いに行ったりもしたいですし…短いけど、事務所に無理を言って、お休みをいただきました。」と美琴・琴音が続ける。
「…って言うのは半分口実でぇ、響ちゃんの事知りたいしぃ、私達の事も知ってほしいからぁ、ゆっくりできる時間欲しくて休みとったんだぁ…おかげで休み明けのお仕事大変なんだからぁ!」と美琴が苦笑。
「本当はもっと休めれば良かったんですけど、短かくてすいません…」と頭を下げる琴音。
「仕方ないよ、二人とも忙しいから…それより休みなら、今日はゆっくりできるね♪」と言うと
「ゆっくりデキる…って響ちゃんって意外とヤラしいんだねぇ!」と、美琴が頬を赤らめツッコんでくる。それを聞いた琴音も下を俯き頬を赤らめている。
再び静かになる部屋の中、親の形見のダブルベッドに座る二人…色違いのフリル付のパジャマ姿が、二人の可愛らしさをより引き立たせている。しかし、いくら二人が華奢で大きめのベッドとはいえ、180pを超える体格の俺と三人で寝るのは若干狭いかも…もっと大きいのを買わないと…てな事を一瞬考え「いや、そういう意味じゃなくって…」慌てて美琴に答える。
「そーゆう意味ってどーゆう意味ぃ?」と小悪魔的な笑みを浮かべる美琴。琴音は更に赤くなり俯いたままだ。その二人の愛らしい表情が俺の理性を確実に削っていく。
俺は気持ちを落ち着かせながら美琴に「じ…じゃ美琴はどう思ってたんだい…」と切り返した。
今度は美琴の方が慌てる様に「み…みこは…い…いやらしい事なんか…」と答えた。
そしてまた三人とも黙りこみ沈黙が部屋を包み込む。
そして数分間の時が流れた頃、今までずっと黙り込んでいた琴音がせきをきった様に語り始めた。
「あ…あの…改めて…今夜…私を女にして下さい…」
と言うと琴音はいきなり身に付けた物を全て脱いで裸になった。
それを見ていた美琴も慌てて「み…みこも…お願い…します…」と話すと美琴も脱いで裸になった。
俺も意を決して無言のまま裸になった。
俺達三人は俺の部屋で再び全裸になる。
琴音と美琴の身体は窓から入る月明かりに照らされて、まるで美の女神の如く美しく見え俺を欲情させる。

琴音と美琴は響也の逞しい身体が、まるで歴戦の戦士に見えて改めて惚れなおす。

俺はそんな二人を見て更に愛しくなり二人を寄せる様に抱きしめ、琴音と美琴も俺に優しく抱きしめた。
そして俺達三人はそのまま俺のベッドに倒れ込む。
そして俺は、まず美琴と激しいディープキスをして、その後琴音にも同じく激しいディープキスを行なった。

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