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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 5

本当に純粋で清純な心を持った可愛い琴音と美琴…
しかし裸になると男を惑わす、淫らで妖艶な身体の持ち主だった。
俺は決意をした。『今夜、二人を抱く…』と

この制度で結婚した者達は性行為にも厳しい規則がある。
其は妻が妊娠中の時を除き、セックスを三日以上、空けると犯罪になる、例え俺の様な妻が複数居てもだ。
その為、妻が複数持てるのは制度が定める者しか出来ないセックスし過ぎて身体を壊すからだ。
俺はサッカーをやっているからか強靭な身体と底知れぬスタミナのお陰で琴音と美琴の二人の妻を持てたのだろう。
実は、俺は童貞では無い。
高一の時、腕を傷めて病院に通っていた事があった。
其処で八歳年上の看護師と出会い付き合い始めた。
その直後、俺は童貞を捨てセックスを重ねてゆきテクを身に付けていった。
しかし半年後、関係に終止符が打たれる、その人が制度により結婚してしまった…
でも俺は祖母の事などもあって異議申し立て出来ずにそのまま別れてしまった。
俺は制度によって失恋したが琴音と美琴に出会い結婚出来たのだ、この制度に運命を感じ得ない…

そして俺達三人は風呂から上がり、自分達の部屋に戻り、その時を待った。
俺はサッカー雑誌を見ながらベッドの上にいると

トントン…

部屋のドアが鳴り、「響也さん…入って良いかしら…」と声がした。
「ああぁ、良いよ」と俺が応えるとドアが開く。
そこには琴音が一人だけいた。
「美琴は…」「うん…たぶん後から来る…と思う」いつも二人一緒だったので琴音一人だけなのが以外だった。
琴音は部屋を見回すと「響也さんの部屋…シンプルですね…」
「こ、これは琴音と美琴が来るので昨日の晩に自分の部屋を片づけたんだ」
「そ、そうなんだ…」
すると俺と琴音は一言も喋らなくなり沈黙してしまった。
暫くして琴音が「美琴…遅いな…遠慮しなくてもいいのに…」と呟いた。
俺が「ん…どう言う事だい」と問いただすと琴音は事の顛末を語り始める。
「本来、響也さんと結婚するのは私だけで美琴は司馬さんと結婚する予定でした」
「担当官が言ってのは美琴の事だったんだ…」
「はい、しかし司馬さん側と私達のスポンサー同士が折り合いがつかず、サッカー協会が間に入って結婚を破談させたの…」
俺は美琴が大人達の都合に振り回されていた事を知った。
ちなみに司馬は大学入学と同時にプロのクラブと契約して春からは二重の生活を始める。
「それで一卵性双子である私達と響也さんの身体能力を考えて私達二人とも響也さんの妻になる事になったみたいなの…」と琴音は語った。
俺は考え「美琴は自分が“お邪魔虫”だと思っていたのか…」と呟く。
明るく振る舞う美琴の本当の気持ちと、心から美琴を心配する琴音の優しさを少しだけ感じた。
すると俺は立ち上がると「美琴を迎にいくよ」と言う。
「私も行くわ」と琴音も言ったが「俺一人だけでいいよ、琴音はここで待ってて」と俺は琴音をなだめて美琴を迎に行った。
数分後、俺は美琴を連れて琴音の居る俺の部屋に戻って来た。

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