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強制結婚制度  第U章
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強制結婚制度  第U章 24

「確かに昔はそうだったけど今は…」美琴が言うと俺の右腕を抱き絞めた。
それを見た琴音は一つ溜息をつき「もう…美琴たら…」と言うと俺の方に向いて「私だって眠れない時だってあるんだから」と言って琴音も俺のベットに潜り込み俺の左腕を抱き絞めた。
今度は俺が溜息をつき「二人とも眠れない時は何時でも俺のベットに入ってきてもいいんだよ…」と言う。
そして二人の顔を見ると既に寝息をたてながら眠りに就いていた。
俺はその時“二人のファン”として“二人の夫”としてなりより“一人の男”として幸せを噛み締めていた。
すると琴音が「私…だって…響也さんに…一目惚れ…したん…たから…」と寝言をついていた。
俺はそれを聞いて“俺も二人に相応しい男に成らなければ…”と心に刻み付けた。
そしてその日の朝は結局琴音と美琴は家を出るぎりぎりの時間まで寝ていて慌てて仕事に向かった。
ちなみに俺も卒業式だったので慌てて仕度して家を出たのは言うまでもない…


こうして少し時が経ち四月になって俺ば大学生になり琴音と美琴は俺が通ってた高校に編入して“俺の後輩”となった。
美琴と琴音が入学して1週間たった朝だった。琴音と美琴が気持ちが悪いといったので近所の病院に連れていった。
医師「これは来るところが違いますね」
俺「先生、なんでですか?」
琴音と美琴が不安そうにしている。
医師「私は産婦人科医じゃないですから」
俺「ほんとですか?」
美琴・琴音「えぇぇ…。」
俺「先生、病院を紹介してください。」
医師「私の知り合いのやってる病院がありますから、ここから2キロのところにあります。芸能人の方が9割以上なんですよ。えっと…。その病院に電話をいれてくんで向かって下さい。車を出してあげますから。」
響「ありがとうございます。じゃあ、2人とも行こうか?」
琴音・美琴「はい。」
‐‐病院の車の中‐‐‐
響「2人ともおめでとう!」
琴音・美琴「うれしいよ(泣)」
響「アイドルは産休って取れんのかな?」
するとタイミング良く優美さんから電話がきた。
優「響也さんですか?」
響「はいそうですが」
優「今、電話を佐々木さん(近所の病院の先生)からもらいまして新垣産婦人科にいくと…」
響「はい。」
優「私も今から行きますんで」
響「ありがとうございます。」
優「そのときにお話を…」
響「では後で。」
ガチャ…。電話を切り、美琴と琴音を見ると顔が引きつっていた。
響「どうしたの?」

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