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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 20

俺のそんな表情に気付いた玲亜さんが口を開く。
「お察しの通り、2人の姉でもありますわ……妹達からはよく伺ってますよ、響也さん」
そんな話をしていたら、用意の済んだ2人が出てくる。
「玲亜お姉ちゃん、おはようございます」
「玲亜お姉ぇ、おはよ〜」
笑顔で言う2人のリラックスした表情は、お母さん達の時とは明らかに違う。相当慕っているのだろう。
「おはよ、琴音、美琴……今日もいい笑顔してるじゃない」
そう言って微笑む玲亜さん。堅い印象だったけど笑顔を見ていると2人が慕うのも分かる気がする。
そして琴音と美琴が俺を見つけると「あっ響也さんそれでは行ってきます」
「響ちゃん行って来るね、4時には帰って来るから!」と言って車に乗り込む。
玲亜さんも俺に一礼すると車に乗り込み二人と共に仕事場へと向かった。
俺はとりあえず家に戻り朝食の準備をしようした。
しかし準備しようとしたら既に二人が朝食を作ってあって食卓にのってあった。
俺は改めて二人の素晴らしさを実感する。
そしてそのまま一人で食事を取り、食事を終えると俺はとりあえず家の掃除を始めた。
俺は女性の部屋へは無断に入らないポリシーなので二人の部屋を除き手早く掃除をした。

「どうしょうか洗濯は二人の物もあるから止めておいた方が良いな」と思いとりあえずジョギングがてら買物に出かけた。

夕方
「響也さん、ただいま」「響ちゃん、たっだいま〜す」「お帰りなさい二人とも」
二人が仕事を終えて家に帰って来た。
「疲れただろう?今日の夕飯は俺が作るから」
「え、そんなことしていただくわけにはいけません!!」
「そうだよ響ちゃん!妻の役目だよ!!」
俺は、2人の勢いに押されてしまった。
「いや、でもほら、たまには……」
「でも……!」
「じゃあ、3人でつくろうか?それならいいだろ?」 と提案すると、
「はいっ!そこまで、響也さんが言われるなら…」琴音が笑顔で答える。美琴も
「それじゃあ、着替えてくるから待っててね…響ちゃん?…行こっ、琴音ちゃん♪」 なにか意味あり気な笑みを浮かべて、琴音の背中をおして、部屋へ向かう。まるで、イタズラを思いついた子供のように…

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