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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 19

「はぁ、よかったよ、美琴」
「みこもよかった、響ちゃんすごいんだもん、あんなにされたら、こわれちゃうよ」
お互いの荒い息遣いに苦笑いしながら言った。
「でもびっくりしたよ、美琴があんな大きな声出すなんて、琴音にも聞こえたかもよ」
「えぇ、そんなに大きかった?やだ、どうしよう、琴音ちゃん聞いちゃったかな?」
無意識だったのか?
俺はそのことにも驚いたが、こんな時でも琴音を気にする美琴にも驚いていた。
本当に仲、良いんだな‥‥‥‥
俺はそう思いつつ身体を起こすと美琴が「み…みこ汗かいたからシャワー浴びてくるね」と言って服を着ると俺の部屋を出て行った。
俺は暫くベットで寛ぎ頃合いを見て再びシャワーを浴びに行った。
シャワーを浴びて浴室から出ると「響也さん食事が出来ましたよ」と琴音の声がしたので食卓へ向かった。

「響也さん本日はカレーですけど美味しいですか…」
「琴音ちゃんのカレーはみこも大好きなんですよ」
二人が言うので一口食べる。

「美味しい!」

俺は今まて食べた事のないカレーに驚きを隠せないでいた。
二人も俺の幸せそうな顔を見ると自分達もカレーを食べ始める。その時

プルプル…プルプル…

突然、家の電話が鳴り俺は受話器を取った。
「もしもし音無ですけれど…はい…はい…今代わります……琴音マネージャーさんから」
マネージャーからの電話で俺は琴音に受話器を渡す。
「もしもし代わりました…はい…はい…えぇぇ!!はい…分かりました…じゃ6時に迎えに来るて事で…はいありがとうございました……美琴、明日雑誌の取材が入っちゃった」
「えぇぇ!!そんな…でも仕方ないか…」
どうやら急に仕事が来た様だ。
俺は二人を慰め様とするが
「響也さん心配なさらなくても良いですよ、何時も事ですから…」
「響ちゃんこれも芸能人の勤めですからしょうが無いですよ…」
二人は少し落ち込みながらも頭を切り替えて明るく振る舞う姿に俺は二人のプロ根性を知り二人を更に愛しくなった。
「じゃ明日は朝早そうだから食事を終えたら早めに寝ようか」
「うん分かりました響也さん」「響ちゃんありがと」
俺達は食事を終えると三人一緒で食事の片付けをしてそれぞれの部屋に戻りそのまま床に付いた。
次の日……
俺が日課のジョギングを終え家の前に着いた丁度その時、向こうから走ってきたベンツが家の前で止まる……俺でも分かる最上級のベンツだ。
恐らく2人の迎えだろうけど、それを見ると2人がトップアイドルって事がよく分かる。
そのベンツの運転席から、スーツ姿の美女が降りる。
知的な印象があるその美女は、俺を方を見て表情を変えずに一礼する。
「音無響也さんですね……私はマネージャーの草薙玲亜です」
草薙……そう言や、どことなく2人に似ている気がする。

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