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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 16

「きゃぁ!!」「いたたたぁ…あっ大丈夫ですか」
美琴は素早く身体を起こすと少女に手を差し延べた。
「はっはい…大丈夫です、そちらの方こそ大丈夫ですか」「うん、みこは平気平気」
美琴は少女を起こすと少女の服に付いた土を手で払い落とした。
そして琴音が「すいません美琴が迷惑かけまして」と深々と頭を下げて謝る。
しかし少女は「いいえ私の方もよそ見をして歩いていたからお互い様ですよ」と言って頭を下げた。
そして「すいません、これから用事があるのでこの辺で失礼します」と言い少女は学校の中に入って行った。
俺は少女をを見送ると美琴に付いた土を払い落とす。
「ねぇ響ちゃんあの娘学校へ入って行ったけど知っている?」と美琴は俺に聞いてきた。
「いや学校では見た事無いから新入生じゃないか」と俺が答えると琴音が「でもどこかで見た事ある娘だと思うんだけど…」と言う。
確かに俺も学校では見て無いが、どこかで見た様な気がする。
俺と琴音が考えていると美琴が「ねぇ二人とも何考えているの、みこお腹が減ったから早く家に戻ろうよ」と言ってきた。
俺と琴音は『やれやれ』と思い溜息を吐くと先を行っている美琴を追い家に帰った。
俺達は家に帰ると軽く昼食をとった。
その後、琴音と美琴は食後の片づけや掃除、洗濯など家事一切を行なっていた。
俺も手伝おうと手を出そうとするが「ここは私達でやりますから響也さんは部屋で寛いで下さいませ」
「響ちゃん、家事はみこ達に任せて下さいな」と言って聞かなかったので俺は仕方なく部屋で横になってあた。しかし



「暇だぁぁぁ!!」
数日前まで家事一切をやっていて家事自体も好きな俺にとって暇過ぎて耐えられなかった。
仕方なくジャージに着替え「琴音、美琴ランニングに行ってくる」と言って家を出た。
俺は何時ものランニングコースを走ってきて家に戻った。
「ただいま!」と言って入ると奥から「あっ響也さんお帰りなさい、もうお風呂が沸いていますからどうぞお入り下さいませ」と琴音の声がした。
俺は御言葉に甘えて着替えを持って風呂に入った。
シャワーで汗を流しゆっくり湯船に身を沈める。
俺が湯船で寛ぐと更衣室から服を脱ぐ音がすると「失礼します、背中を洗いに来ました」と琴音が裸になって風呂に入って来たのだった。
突然の琴音の大胆な行動に思わず無言の俺に琴音が、
「…迷惑でしたか?」不安げに目を潤ませ、そして腕だけでカラダを隠し近付いてくる恥ずかしそうで儚げな仕草が、琴音を一層魅力的にみせる。
「………………あっ、迷惑じゃないよ!そんな訳ないじゃない…お願いします♪」一瞬、琴音に見とれていた為、慌てて首を大きく横にふり、琴音を招く。て言うか、断れる訳無いじゃん、このシチュエーション!反則だよ、絶対!

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