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強制結婚制度  第U章
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度  第U章 14

“参ったな…これじゃ起きるに起きれないよ…”
俺は困っていたが、どうあがこうが二人が熟睡しながらがっちり俺の腕を抱き締めて何も出来ない。
俺は色んな事を考えているとある事が閃いたので早速実行した。

「優美さんが来たぞう…」「杏奈さんも来るぞう…」

姑息な手段だが俺は二人の耳元にこう囁いた。
すると二人が少し脅えたのか抱いていた腕が少し緩んだ。
俺はすかさず腕を抜いて二人を起こさない様に起きてベッドを出る、そして言付けを書き着替えを持って部屋を出た。
俺はジャージに着替えて5kmの走り込みをするのが朝の日課である。
そして何時もどうりに終え、シャワーを浴びに浴室に向かおうとした時
「響也さん、お食事出来てますよ」「響ちゃん遅いわよ、さぁ食べよ」
家を出る時は熟睡していた二人が俺のいない内に起きて朝食の準備をしておいていたのだった。
俺は急いでシャワーを浴び私服に着替えた。

結婚前は昨日の内に朝食の準備をしていてた。
実は今日も予め準備していたが、二人がそれを活かして朝食を作ったのだ。
俺は改めて二人が家庭的な少女だと認識した。
俺達三人が朝食を終えると美琴が「ねぇねぇ響ちゃん」と話しかける。
「何だい美琴」俺が答えると美琴が「早く学校案内しに行こうよ」と言い、琴音も俺を見つめている。
俺は昨日の事を思い出し後輩達の事もあったので早速仕度をして学校に向かった。

俺は学校に向かう途中、何故二人が俺のベッドにいたのか聞いた。
「だって夫婦ですから…」「みこ、寂しいもん…」
二人の受け答えが可愛いくて俺も思わず照れてしまう…こうして俺達は学校に向かった。

俺達三人は学校に着くと俺の後輩達の朝練の付き合いにグランドに向かった。
試合形式の練習を観ているとビブスをつけたレギュラー組を左サイドからドリブル突破する金髪の男が目を引く…
「……拓?」
そのまま中に切れ込み、DFを引きつけた瞬間空いたスペースに…スルーパス!
「遅いっ!そのタイミングじゃ拓のパスに間に合わない!」味方の反応の遅さに思わず叫ぶ…予想通りに上がりが間に合わずクリアされる。まあ、試合経験少ない控えや一年主体のチームが味方では仕方ないんだが…
俺は早朝練習を終えると早速、感じた事を後輩達に残さず話した。
しかし何時もは真剣に聞いている後輩達だが今日はそわそわして落ち着かない。
俺は後輩達の目線を見ると俺の後ろにいっているのが分かったので後ろを見ると琴音と美琴が後ろで俺を見ていたのだった。
俺は仕方なく話を打ち切って解散させると早速後輩達は二人の周りに集まり質問を始める。
俺は二人に目配りをしてると拓斗が目の前に来て挨拶を始めた。
「よっ響也、朝から良い指示してるじゃないか」
「おだてるなよ、ところで今日はどうしたんだ」と俺は拓斗に質問した。

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