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夢世界
官能リレー小説 - その他

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夢世界 3

 俺は少し考えた…。
 「そうだね…。海辺が見える町で少し話しでもしようか?」
 「わかったわ…、じゃあ私の車に乗って行きましょうか」
 「え…車あるの!?」
 「パパに買ってもらったんだけどね。あそこに停めてあるのがそうよ」
 恵美が指差した車を見て俺は驚いた。そこにあるのはAMG・SLK55と言う高級車だった。新車価格1000万円以上する車だ。高級車でありながら車は2人乗りである。
 「こ…これに乗るの?」
 「海辺の見える町までなら、車が一番早いでしょ」
 「ま…まあ…そうだね」
 白色のボディーの車に乗り込み、俺は恵美の運転で少しドライブを楽しむ事になった。
 車は屋根を開けたオープンで走り出す。一般的に女性はオープンカーが嫌いの筈だが…。恵美は、そんな事構わずに車を走らせている。サングラスをして、髪を風に靡かせハンドルを握る彼女の姿は何処か惚れてしまいそうな雰囲気を漂わせていた。
「海に行くんなら、水着買いなよ」
「でも、シーズンオフよ」
「なんとかなるって」
水着も女に関わることだから、どうになかなるかもしれない。
複合商業施設が見えてきたので、大きな建物を指さして恵美に入るように言う。
単なる学生アルバイトの美女が令嬢だったのはとてもラッキーだ。
「俺が選んでやるよ」
二人でスポーツ用品店に入ると、さっそく店員を探す。
「おばさん、彼女にオレンジ色のビキニを」
「ビキニ…フルバックですか?」
女の店員とは好都合だったけど、若くて容姿端麗とまではいかない。
「Tバックだよ。それと、あんたも下着姿になるんだ」
俺がカードを見せると、中年女性は直ちに従う。カードは好意を持てそうにない女性にも効果があるとわかった。
「何、あの人おかしいの?」
「露出願望だよ、きっと。君はもっとスタイルいいだろ?試着してみて」
熟女のダサい下着に露骨に嫌悪感を示す恵美に対し、用意させた水着を渡す。
飲食の自由もあったから酒や高いジュースも思いのままなので、スポーツ用品店を出る。
すると、ベビーカーに行く手を遮られる。ギャルママの二人組だ。
「お前ら、生意気なんだよ。そうだ、トップレスになれ」
俺はカードを見せて命令する。
「…なりました」
「なれば終わりと思ってんのか?どうせ、てめーらの夫はDQNの屑だろ。
そのガキもどうせ変な名前で母子手当泥棒だ。ここでフラダンスでも踊れ」
二台のベビーカーをじゃまにならない場所に移動させ、水着姿になった恵美にハワイの雰囲気を楽しませるように無礼な二人に命じる。
我ながら酷いセリフだと思ったが、二人共小さくて醜いバストだったからだ。
恵美の着替えには時間がかかりそうなので、更に女性に関わる自由を行使しに別の店に行く。
「君、店員だね。この店で一番セクシーな下着を着てスタッフ室で俺にご奉仕するんだ」
「うふふ、お目が高いわ」
ランジェリーショップの店員は美人なので、ドキドキしながらカードを見せて頼む。
すると、お姉さんはどこか嬉しそうに返事をする。
どんな場所に入る自由もあるので、先に店のスタッフオンリーのエリアに入って椅子に座る。
「やあ、モブ子たち。姓名は?」
立ち入りは自由でも、邪魔されては困る。他の店員にもカードを見せる。
「高橋汐里です」
「渡辺梨奈っていいます」
「二人共、この店の種類知ってるよね。下着姿になって、早く」
さほど美人ではないけど、従順になったか試すために命令する。
「「はいっ」」
「気をつけ!」
俺はピンク色とブルーの下着を身につけた二人の周りを一周して前と後ろから観察する。
おしゃれではあるが、最初に声をかけた店員にはルックスでもスタイルでも及ばない。
「汐里ちゃん、スポーツ用品店に行って、恵美って女性が着替え終わってたら、
ここに来て知らせてくれ」
「梨奈ちゃん、そのままで接客して」
「「はいっ」」
二人の肩をたたいたりおしりを押して命じると、彼女達はすぐに取り掛かる。
「そういえば、おねえさんの名前は?」
「細川由紀枝よ」
「今から源氏名でユキだ。ピンサロみたいにサービスするんだ。
丁寧に心をこめて抜いてくれ。いいかい?」
俺は再び椅子に座ると微笑したまま立ってる薄紫と黒の下着姿の美女に命じた。
「なんだか、懐かしいわ」
「そんな経験あるの?」
「あの子達には内緒よ」

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