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夢世界
官能リレー小説 - その他

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夢世界 2

 俺はさっきのレジの女子…多分学生アルバイト…に、このカードを見せながら、思い切って
「このあと、ちょっと付き合ってもらってもいいかな?」
 と聞いた。
「はい!よろこんで!」

 その女子は、言った。どこか居酒屋でバイトしていたことがあるのだろうか?

そして店外に出て待つこと10分
「おまたせしました!」
牛丼屋の制服から私服に着替えた女子が店の裏口から出てきた。
いかにも今時の女子大生というような服装や
バイト中は団子に纏めてキャップに入れていたらしい肩口まで髪など、ずいぶん印象が違う。
こうしてみるとなかなかにかわいい子だ。
「ところでさ、君の名前は何て言うの?俺は健斗って言うんだけど」
初対面+彼女いない歴(19年)+etc・・・以下略(笑)で免疫無し&緊張しすぎて
声が裏返りつつもなんとか聴いてみる。
はあ情けないよな俺って。
「えっと・・・恵美です!」
彼女は明るく答える。
「俺はさ、今無職で暇な男なんだけど恵美さんは学生やってるのか?」
なんか日本語おかしいような気もしなくもないんだが・・・俺ってダメな男かな・・
「一応大学二年です。」
(この子って童貞かしら?いくらなんでも緊張しすぎよね。まあいいか)
・・・彼は気付いてはいないが彼女は夢世界を実現させた張本人である。
強引な設定かもしれないが事実であることを理解していただきたい。
「じゃあ俺って年下だったのか・・・ごめん馴れ馴れしくしちまって」
俺はあわてて恵美(正体は定かでないが)に謝る。

「そんな気にしないでください。たかが一つ違いじゃないですか」
恵美は全く気にしていないようだ。
(全くもう!可愛いんだから♪)
・・・なんか危ない方向に思考がいっているような気がするが。気にしないでおく。
「すまない。そう言ってくれると助かる」
彼はウハウハ気分のようだが我らからしてみれば哀れである。
(このままじゃあれだし私がリードしちゃおうかしら?)
「ねえ健斗君、これから何処に行こうか?」

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