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人生間違えたかな?
官能リレー小説 - その他

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人生間違えたかな? 6

「どうした?それにここはどこなんだ?」
「ううん、何でもないの」
私は慌てて手をどけた。
そうだ、今はそんなことより大事なことがあるはずだ。
「ねぇ、私たちって、付き合ってるんだよね?」
「え、ああ、そうだけど」
山岡君はうわの空といった様子。無理もない、こんな所に連れてこられて混乱してない方がおかしい。
 「ねぇ、私に、触れて」
 私は、山岡君の不安を減らすように、それ以上に私の不安を鎮められるように、山岡君の目を見て言った。
 
 「お、おお」
 山岡君の手が、私の胸に触れる。
 「ああっ!」
 「どうしたの?山岡君?」
 山岡君は、確認するように私の胸に、そして乳首に触れた。
 「お前に触れると、こっちも、同じところに触れられたみたいに感じるんだ」
 「ええっ?」
 「試しに、お前、俺に触れてみてくれる?」
 私は、山岡君が一番触れてほしいだろう、下半身の硬いところを掴み、先端に指で触れた。
 「ひゃあん!」
 私の股間に、今まで感じたことのないような感覚が走った。
「おい、大丈夫か?!」
「うん、平気」
私はさらに山岡君のソレを握り続けた。
股間から前方に電気が放たれるかのような快感があった。
「んっ!なにこれぇ…気持ちいいぃ…」
「なんか、俺達、おかしくないか?」
「でも、止めたくない」
この体になる前の、男の肉体だった時の感触や快楽が蘇ってくる。
「あぁ…もっとぉ…!」
私は山岡君のソレを激しく扱いた。
「くぅ…もう…ダメ…」
私は山岡君のペニスから手を離すと、今度は自分のヴァギナを弄り始めていた。途端に山岡君が仰け反ってのたうち回る。
山岡君には女の体だった経験はない。ヴァギナに指を挿入される感触は未知のものだったろう。
「ああ!尻の中が!熱い!」
山岡君はそう叫ぶと、力強く尻を突き出した。そして、全身を痙攣させて果ててしまった。

そこへ、急に目の前が真っ暗になった。段々と意識が遠のく。今度はどうなっちゃうんだろう。
「や、山岡くーん…」
再び目覚めた時、そこは学校の体育館だった。
私は気がつくと、新体操部のレオタードを着ていた。傍には新体操部員たちが揃っていた。この世界の私は新体操部のエースだった。

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