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人生間違えたかな?
官能リレー小説 - その他

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人生間違えたかな? 2


靄が晴れるように、視界が覚醒していく。
天井の照明が、光々と明かりを灯していた。

(夕べ、消し忘れたんだ・・)
半身を起こし、垂れたスイッチ紐に手を伸ばす。
「うぅ〜ん」
身体を伸ばすと・・・・頭が重かった。
肩を回すと、ゴリっと骨が鳴った。

何かとてつも無く嫌な夢を見たような気がした・・
しかし、それが何だったかは、どうしても思い出せなかった。
私は自分の胸を見ながらひとりごとを言った。
「あれ〜、私のおっぱい、また、すこしだけ大きくなってる。また?、え?あれ?」
何か不思議な感じがしたけど、その時、恋人の山岡君の声が外から聞こえてきた。
山岡「おーーい!!まだ、寝てるのかー?部活の朝練に遅れるぞー!!」
ちなみに、私はチアガール部に入っていた。
私は急いで支度をして外に出た。
私「山岡君。おはよう。」
山岡「ああ。おはよう。」
私たちは、学校に向かって歩き出したけど、通行人の男たちの視線をチクチク感じるのは気のせいだろうか?
山岡「お前、また、美人になったな。」
私「ありがとう。でも周りの男子達の視線がちょっとね・・・」
正直言ってあまり嬉しくない。山岡君とエッチする前から他の男子が欲望丸出しで私を見るから嫌だったんだけれどね。
相変わらず通行人の目も私に向いているのが大半だからあきれるしかないよね・・・。

私「ねえ山岡君?今度の週末にチアリーダーの大会があるんだけど来てくれない?」
山岡「そうか・・・もうそんな時期か」
私の急なお願いに彼はつぶやくように言う。
私「なんか不安なの。ねえお願い!来て・・・くれるよね?」
不安げな顔で彼に懇願する私。
最近の私は彼が近くにいないだけで落ち着かなくなっていた。

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