PiPi's World 投稿小説

魔王に体を乗っ取られて
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 3
 5
の最後へ

魔王に体を乗っ取られて 5

「さて、俺は少し眠るとするか」
意識をなくして倒れそうになった直樹の体をみのりは疲れ切った自分の体を動かして裸のまま直樹を抱きしめる。
「頼りないママとお姉ちゃんで、ごめんね。直樹。」
その翌日の朝、
3人は何も話さずみのりと直樹は同じ学校に行くことになった。
ママの体は20代に若返ったままだった。
「ふふ。高校という場所にはお前みたいな獲物がたくさん行くところらしいな。」
「うう……」
歯噛みをするみのりだが、抵抗は出来ない。
昨晩犯された中で、身体に逆らえないよう呪いを刻まれてしまったのだ。
外と内の両方の鎖が、みのりを苦しめる。

「おはようございます、先輩♪」
そんな時、2人に1人の少女が挨拶をしてくる。
後輩のひとみだ。
小動物のような印象を与える少女で、元気な笑顔がトレードマークの娘である。
「直樹もおはよう♪」
「ああ。おはよう。」
ひとみは直樹の頬に軽いおはようのキスをした。後輩のひとみは弟の恋人だった。
「あれ?直樹、何か、雰囲気かわった?」
「そんなことないさ。いつも通りだよ。」

みのりの見た所、魔王は直樹を演じてくれてはいるようだ。
もっとも、それすらも人々を弄ぶ為なのだろうが。
「じゃ、姉ちゃん。後でね」
そう言って、ひとみと共に去って行く直樹。
今はそれを見送り、何も起こさないことを祈るしか出来ないみのりだった。
「どうしたのかしら、うかない顔をして?」
「え?」
いつの間にか、みのりは1人の少女に後ろを取られていた。
やや長身で、エメラルドを思わせる瞳が印象的な少女だ。
西洋系の血が混じっているからか、そのスタイルは高校生離れしている。
「隙だらけね。まったく、昨日邪悪な気配が感じられたのにそんなんじゃ、魔法少女失格ね」
「エミリ……」
現れた少女の名はエミリ。みのりと同級生で、同様に魔法少女の1人である。
近藤春香に憧れており、そのためかみのりにはライバル心を向けてくることが多い。
もっとも、その春香も今は精神を破壊され、家で1日100回イキを目標にオナニーに励んでいる訳だが。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す