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全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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全てが叶うスマフォ 28


真純さんは不思議そうな顔をして教室中を見回す。
ほとんどの女子生徒の顔が紅潮していたからだ。

「みんな、何かあったの?」
そう尋ねる。
黒板上の時間割表を見て、何かを悟る。
「飛鳥ちゃん…また何かしたのね」

今度何かあったら注意しておく、と真純さんは言う。

ーHRは数分で終わる。
愛理と部活終了後に約束はしているが、それまで時間がある。
どこかで暇を潰したいところだ。

「佐々木くん」
不意に、後ろから声をかけられた。
振り向くと、真理子がいた。

「愛理ちゃんと約束してるんだよね?それなら、部活が終わるまで図書室にいるといいよ」
控えめな笑顔が可愛らしい。
そういえば、彼女は図書委員だったな。

「ありがとう。そうさせてもらおうかな」
「どうぞ♪」
真理子が嬉しそうな顔をする。

個性の強いメンツが集まるクラスの中で、彼女・本永真理子は地味で目立たない存在だが、実はかなりの美少女である。
少し前髪で隠れているが、その笑顔は非常に可愛らしい。

真理子に連れられるように図書室に向かう。
「こっちに来ていいよ」
真理子が指差すのは図書室のカウンター。
「そっちに来ていいのか?」
「私がOK出せば、ね」
悪戯っぽく笑う真理子。

「愛理ちゃんが部活終わるまでは、佐々木くんと一緒に居たいな…って」
そう言ってはにかむ真理子。
…やべ、滅茶苦茶可愛いんだけど…

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