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全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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全てが叶うスマフォ 20

「…何だってまたそんなことを」
「途中で終わっちゃったから、納得いかなかった麻衣と、自分がやりたかったらしい未沙が、真理子に協力してもらって、みたいで…」
アリスの説明に、俺は嘆息する。
「あんな痛いのの何が興味あんのよ」
それを聞いて、愛理は小声で毒づく。

「俺はアリスと体育館に行く。愛理は保健室に行って、みゆきさんを呼んできてくれないか?」
「うん、わかった」
俺はアリスとともに、体育館に向かった。


体育館の中は想像以上におぞましい光景だった
俺はそっと扉を閉めると、この中で行われた闇のサバトをスマホでなかった事にした
あれは人間がまだ知ってはいけない事だみんなの記憶からも封印しよう

俺が再び扉を開くと其処には普通に体育館で昼休みにボール遊びを楽しむ女子の姿があった
俺はその光景に満足すると、体育館を後にし屋上へ昼飯の続きをしに戻った


うん…
まあ…それでよかったんだな。

―屋上に戻る。
「あ、お帰り」
愛理だ。

長い黒髪を後ろで束ねたポニーテール。
すらっとした長身の身体は、さすがバスケ部のエースという貫禄だ。
それでいて天真爛漫、喜怒哀楽の激しい彼女。
大人っぽさと子供っぽさの両方を兼ね備えている、魅力的な美少女だ。

「放課後、大丈夫か?」
「うん、今日は部活は早く終わるから…」
先程の罰ゲームでは、大粒の涙を溜めて、痛みに耐えていた。
そのお詫びが放課後に彼女を抱く…俺としては軽すぎるかもしれないが、愛理が満足すればそれでいいか。

「お昼、いつもここで一人なんだ」
「ああ」
「教室で、皆待ってるんだよね」
「…一人でいたいときもあるんだ」
「まあ、そうだよね」

「皆といるのは嫌いじゃないけどお昼ぐらいは一人に…」
「さすがにいつも一緒だと疲れるよね…ねぇ、終わったら私たちもバレーしない?ボール持って来たから…」
愛理はさっき自分の穴に入れられていたキャンディーボールを取り出した。

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