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KA・TA・KI・U・CHI!
官能リレー小説 - その他

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KA・TA・KI・U・CHI! 2


…だが、その時だった。

 ガサガサ…!

「「…っ!?」」
突然近くの茂みが音を立てて揺れ、二人は身を強ばらせた。
「おいおい…見せ付けてくれるねぇ〜?」
「ギャハハハハハハハハッ!!!!」
「つか女の方けっこう可愛くね?」
「ほんとだ、犯っちまおうぜ」
姿を現したのは四人の若い男達だった。
髪型や服装はヤンキーっぽい。
最悪な連中と出くわしてしまった…と俊樹と結衣は思った。
なぜならこの大犯罪時代のヤンキーと言えば、恐喝、詐欺、誘拐、暴行、強姦、殺人…と、およそ犯罪と名の付く行為なら何でもする…我々の時代のヤクザ以上にタチの悪い存在だからだ。
「「……っ!!!!」」
二人は激しく恐怖し、そして後悔した。
自分達の浅はかさを心の底から呪った。
…だがもう遅い。
日が暮れてから屋外を…ましてやこんな人目の無い公園をウロついていた方が悪いのだ。
それがこの時代のルールだった。
「…っしゃあ!!ヤっちまえお前らぁ!!」
リーダー格らしき金髪の男がそう言うが早いか、四人の中で一番ガタイの良いスキンヘッドの男が俊樹を殴り飛ばした。
「オラァッ!!」
 バキィッ!!
「ぐはあぁ…っ!!?」
「俊樹いぃっ!!!!」
結衣が悲鳴に近い声で俊樹の名を叫ぶ。
「『としきぃ〜』だってよ!」
「カワイイ〜!」
「ギャハハハハハハハハッ!!!!」
リーダーの金髪が結衣の物真似をすると、子分のロン毛とモヒカンは大笑いした。
というかモヒカンの方は何がそんなにおかしいのか、さっきから狂ったように大爆笑している。
金髪は結衣を地面に押し倒した。
「いやぁーっ!!!!やめてぇーっ!!!!」
「へへ…暴れろ!余計燃えてくるぜぇ!…おい!お前手ぇ押さえろ!」
「おう!」
金髪に言われたロン毛が結衣の両手を掴んで押さえた。
金髪は結衣の服に手を掛ける。
ビリビリと布の引き裂かれる音がして結衣の肌が露わになった。
「いやあぁー―――っ!!!?」
結衣は泣き叫んだ。
「や…やめろおぉっ!!!!」
俊樹は殴られた痛みも忘れて金髪とロン毛に飛びかかろうとするが…
「おっと!お前の相手は俺達だぜぇ!?」
彼の前にモヒカン、後ろにスキンヘッドが立ちふさがり、二人一斉に襲って来た。
スキンヘッドが俊樹を後ろから羽交い締めにし、モヒカンが殴る蹴るの暴行を加える。
「ギャハハハハハハハハッ!!!!死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇーっ!!!!」
「がはあぁ…っ!!?」
「や…やめてえぇーっ!!!!お願い!!俊樹が死んじゃうぅーっ!!!」
俊樹の耳に結衣の泣き叫ぶ声が聞こえる。
助けなきゃ…助けなきゃ…と思う。
だが体が動かない。
「ヒヒヒ…!!」
金髪は興奮した顔でイヤらしい笑みを漏らしながら、股間のチャックを下げてギンギンに勃起した一物を取り出して結衣に言った。
「ハァ…ハァ…オイ!彼氏を助けたかったらなぁ、俺の言う通り言え!」
「えぇ…っ!?」
「『どうぞあなたのチ○ポを私のマ○コに突っ込んでズコバコ犯して、あなたの子供を孕ませてください』だ!」
「い…いやっ!!そんなの言えない!!」
「じゃあ仕方ねえなぁ…おい!その男殺して良いぞぉー!」
「ま…まって!!言う!言うから!俊樹を殺さないでぇ!!」
「へへ…」
金髪は嗜虐的な笑みを浮かべた。
結衣は顔を真っ赤にし、プルプルと小刻みに震えながら、その屈辱的な台詞を口にする。
「あ…あなた…の……チ…チ…チン…」
だが、当然ながらそうスラスラと口に出来るような言葉ではない。
金髪は笑いながら言った。
「あぁ〜ん?聞こえねえんだけどぉ〜?お前の彼氏がどうなっても良いのかなぁ〜?」
「…っ!!」
結衣は俊樹の方を見た。
金髪の言葉を聞いて何か察したモヒカンが懐から何かを取り出した。
軍で使われているようなサバイバルナイフだった。
「じゃあどっから削ぎ落としてこっかぁ〜?耳ぃ〜?それとも鼻ぁ〜?…ギャハハハハハハハッ!!!!」
結衣は慌てた。
「ま…待って!!!言う!!!言いますぅ!!!」
それを聞いた金髪はニタァ…と顔を歪ませて皆に言った。
「オォ〜イお前らぁ!!!これからコイツが言うコト良〜く聞いとけぇ!!!」
結衣は叫んだ。
「あ…あなたの…オ…オチ○ポを…私の…オマ○コに…突っ込んで…お…お…犯してください!!!あなたの…赤ちゃんを…は…孕ませてくださいぃ!!!」
「「「「ギャハハハハハハハッ!!!!」」」」
四人は爆笑した。
「聞いたかよ!!?」
「本当に言いやがったぁ!!!」
「とんだ淫乱女だなぁ!!!」
「うわあああぁぁぁぁぁぁー―――っ!!!!」
結衣は号泣して泣き叫んだ。
「結衣…ごめん…俺のせいで…」
俊樹も泣いていた。
どうする事も出来ない無力な自分が情けなかった。
「それじゃあ望み通りにしてやらぁ!!!」
そう言うと金髪は結衣の両脚を無理矢理こじ開け、彼女の秘所に一物をねじ込んだ。
「いやあああぁぁぁぁぁぁー―――っ!!!?」
今までにも増して激しく暴れ、絶叫し、抵抗する結衣…だがロン毛に両手を押さえられ、大した身動きも取れない。
「…ハッハッハッハッ…うぅ〜っ!!!!締まるぅっ!!!!たまんねえぇ〜っ!!!!」
金髪はまるで犬のように浅く早い呼吸をしながら、スコスコと腰を振っている。
俊樹は叫んだ。
「結衣いぃーっ!!!!テメェッ!!!結衣から離れろおぉっ!!!今すぐ止めねえとぶっ殺すぞおぉっ!!!?」

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