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強制結婚制度
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強制結婚制度 18

人の噂も七十五日と言うが、本当にそうなのかもしれない。まあ、今朝は美緒菜と手をつないで登校したせいでもあるんだが。

特に何事もなく、放課後を迎えた。
「さて…帰るか」
帰宅部所属の達馬。放課後の学校に用はない。美緒菜は委員会の会議で遅くなるらしいので先に帰宅。
歩いていると、昇降口の出入口で空を見上げている同じクラスの学級委員を見つけた。
(何してんだ?)
靴を履きかえていると珠希がこっちに気付いた。
「何してんの?」
とりあえず疑問をぶつける。
「…傘忘れたのよ。家を出るときは雨降ってなかったから」
それを聞いた、達馬は言った。
「折りたたみ傘なら、持っているから、貸してやるぞ。」と、言って、鞄から折りたたみ傘を出して、珠希に渡した。
「使えよ……」
その傘と達馬を一瞬驚いた目で見た珠希だが、キツい目で言い放つ。
「へーえ、意外ね……あんたにそんなマメな所があったなんて……」
イヤミたっぷりの珠希の言葉に苦笑する達馬。
「単に面倒だから入れっぱなしなんだよ……」
「やっぱりね……マメなあんたなんか、気持ち悪いもんね」
珠希はイヤミを言いながら達馬から傘をひったくり、開いて達馬を見る。
「入りなさいよ……あたしはあんたが嫌いでも、濡れて帰れと言う程薄情じゃないわ」
「いいのか?」
聞き返す達馬を、珠希は睨みながら歩き出した。
「入りたくないならいいわよ……あたしはその方が好都合だから」
そう言う珠希を苦笑しながら見た達馬は、走り寄り傘に入ると、珠希は達馬に傘を突き返した。
その傘を達馬は持って、2人は並んで家路についたのだ。

2人は無言で歩き続ける。
達馬も関係修復したいのは山々なのだが、当の珠希が歩み寄る気がないからどうもできないでいた。
そのまま2人は、家の側まで無言で来てしまった。

その時、前からダンプカーが走って来る。
歩道の横には大きな水たまり……達馬はとっさに珠希を抱き寄せ背中を道路に向ける。
「?!……何すんのよっ!!」
珠希が叫んだ瞬間、ダンプカーが通り過ぎ、水をザブンと跳ね上げ達馬に降りかかる。
抱き寄せられた珠希は少ししか濡れずに済んだ。
驚いた目でずぶ濡れになった達馬を見る珠希。
そして下を向くと、呟くように言う。
「こんな事して……あんたバカよ!……あたしはこんな事してもらっても……心は絶対許さないからっ!……」
口調はキツかったが、珠希は達馬から身体を離す事は無かったのだ。

その後、家に帰り、達馬は風呂に入り、珠希もその後風呂に入った。
風呂の後、達馬が部屋でくつろいでいると、部屋に珠希が入って来た。
風呂上がりの珠希は頭にバスタオルを巻き、バスローブを身に着けていた。
無言で部屋に入ってきた珠希は、ベットに座る達馬の横に座った。
「今日、エッチしなきゃならないんでしょ……」
達馬の方を見ず珠希は言う。
そして頭のバスタオルを取り、バスローブをはだけた。

バスローブの下は裸。推定Hカップの豊乳が震える肩に合わせて揺れる。
珠希はベットで四つん這いになると、尻を達馬に向けて顔をシーツに押し付ける。
「サッサと済ませて……」
綺麗にヘアの生えそろった秘部は、恐らくローションがたっぷりと塗られているのかテカテカと光っている。
珠希は珠希なりに覚悟して部屋に来たようであった。
「珠希・・・」
「もう、何も言わないで・・・何もしなくていいから・・・早く突っ込んで、早く終わらして!・・・あたしは身体を許るしても、心だけはあんたに許す気ないから!!」
達馬は仕方なしと言う表情で珠希の腰を持つ。
「・・・行くよ」
そう声をかけて、珠希の秘部にぺ○スを突き入れたのだ。

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