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神願い!!
官能リレー小説 - その他

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神願い!! 12

弘和さんか?
耕哉が勝手に二階に上がるとは思えない。和彦さんから誘われたなら別だが。
それならもうシャワーでも浴びているのだろうか…。それとも遺跡の発掘品でも見せてもらってるとか。
とにかく上に誰かが居るのは間違いがない。
俺はとりあえず二階に上がってみる事にした。そうでもしなければ気が収まらなかった。
まさか、彼女が出来ているとはな…。
自分の知らない面を見せられて、露骨にとりみだしてしまった。気を悪くしていなければいいが。
まあ『女の前で裸になれるよう、今から準備してる』って言ってたってことは、真理亜とはまだ深い関係にはなってはいないのだろう…
それに、もしそんなことがあったとしたら、耕哉が俺に報告しない訳はないもんな…
それを考えると、まだ耕哉は無垢な身体のままなんだと…なんだかどこかでホッとしてしまう…

階段を登りきり、2階に到達する。
弘和さんに上がって来るなと言われたことはない無いが、用もないので2階に来たのは久しぶりだった。

薄ぐらい廊下の先…1番奥の部屋の扉が薄く開き、漏れた灯りがフローリングの床に線を描いていた。

あの部屋は資料室だ…。本とかではなく、本物が置かれているのであえて近寄らないようにしている。
石像や壁画は見てみたいが、壊してしまったら大変だからだ。
耕哉は発掘品に興味があるようだった、だから見せてもらっているのかも知れない。


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