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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 60

「お母様・・・?」

切なく静を見る瑞穂は、快楽を求める瞳だった。

そんな瑞穂に静は妖艶な笑みを浮かべて言う。

「母に・・・母にイカせて下さいと言いなさい。イッて母の子を孕み、母のものになると誓いなさい。」

猛りに妊娠させる能力があるのかは知らない。

だが、娘を見ているとそう言いたくなった。

そして瑞穂もそれを受け入れる気がしたのである。

「お母様、瑞穂は・・・これまでのもこれからもお母様のものです・・・」

瑞穂も覚悟はあったのか、静を見てそう言う。

「お母様が孕めとおっしゃるなら瑞穂は悦んで孕みます・・・だから・・・」

娘の答えに静は身を震わせて射精しそうになるが、それを抑えて続きを促した。

「だから、なに?・・・」

「だから、イカせて下さい・・・」

娘のその言葉だけで猛りから放出しそうになる。

「いいわ、イキなさい・・・」

静は再び腰を振る。

そのまま静は、瑞穂を貫き続け、行為は夕刻まで及び、瑞穂の腹が膨らむまで放出したのであった・・・


静は秘所から溢れ出した自身の体液を綺麗に拭き取り、西洋の器に入れた。

「母上・・・それを、どうするんですか?」

布団に裸体を晒した瑞穂が訊ねた。

「飲むのよ。自分の味がどんな物か興味があるの」

静は妖艶な微笑を浮かべた。

『自身の体液に興味を持つとは、大した女だな』

マーズが頭の中で呟いた。

『私も自分で驚いているわ。それで質問なんだけど良いかしら?』

『何だ?』

『私の猛り、正確には貴方のだけど子を孕ませる事は出来るの?』

『主、先ほどの言葉は真だったのか?』

『まぁねぇ』

『まったく主と言う女は・・・出来ない訳ではない』

『そう。それで、どうして猛りが2本なの?』

前々から気になっていたので訊いた。

『前の女がよく2本で貫いてくれ、と言うので具現化したのだ』

『なるほどね。だけど、質問の答えになってないわよ』

『恐らく主の何処かに2本で貫かれたいと思っていたからそれが具現化したのだろう』

『まぁ、確かにそれは無くは無いわね』

虎太郎に貫かれていた時から思っていた。

2本、3本、4本、穴を貫かれるだけの猛りが欲しい、と。

それがこんな形で実現するのだから、人生とは不思議なものだ。

そしてその猛りで、自分の娘を孕ませようともしている。

それはそれで良いと静は思った。

虎太郎の存在は、もう過去の物になろうとしていた。

その虎太郎だが、出張中に出会った仇討ちをする人妻と民家の娘を連れて江戸から遠く離れた四国へと向かっている。

そんな事を静は知る由も無い。

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