侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 3
辺りを見回しながら静は自分の服装を見た。
寝巻ではなかった。
メイド服を着た時に付けた下着。
下着だけ、つまり胸だけを防御する鎧を着ていた。
下半身も似たような物だった。
下着の上から付けた腰当ては逆三角形で、下着をギリギリ隠している。
後は慰め程度の臑当てと腕具だけだ。
『これは、西洋の鎧かしら?』
静は恥ずかしい気持ちだった。
こんな裸同然の鎧で戦うのか?
だが、決して味わえなかった開放感があった。
着物のように堅苦しくなく清々しい。
暫く鎧の肌触りを楽しんでいると、何かが来る気配を感じた。
蛇のように地を這って来る何か。
武器は無いが、静は毅然と構えた。
やがて・・・・来た。
それは、静を犯した棒だった。
だが、前より大きく、先端が魔羅の形をしていた。
『お、大きい・・・・・』
静は生唾を飲んだ。
あんな物で貫かれたら一たまりもない。
だが、貫かれたい。
そんな願望が静の中に芽生えた。
棒は静の近くまで進んで来た。
吐息が当たる距離まで近づいて来た。
先端から臭いがする。
だが、静には牡の臭いに思えた。
静は手を棒にかけた。
熱くて、鼓動が聞こえてくる。
やがて両手で掴み、扱き出した。
両手でも有り余る大きさの棒・・・魔羅。
静は扱きながら魔羅の反応を見た。
明らかに膨脹している。
それを見て先端に口付けした。
チュッ
小さな口付けの音がする。
それから何度も口付けをした。
仕舞いには舌で魔羅を舐め始めた。