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ちぇんじ☆パニック
官能リレー小説 - その他

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ちぇんじ☆パニック 2



・・・それが、今俺が走ってる理由。
日曜日の今日に制服を着ているのは、単に服が解らなかったからである。
しかしながら、身体は凄く走り辛い。そんな身体でやっとこさ目的地、丁度そう離れてない隣町・・・俺、平野正隆の住居付近の公園まで来た。
ここは人通りも少なく誰も中に入らない。それは、高速道路の下に作られた薄暗い公園だからだ。
そして、そこに先客・・・俺、平野正隆の身体、中身は結城佳乃と言う少女だ。
ここで俺、平野正隆の身体を改めて見る。
16歳の高一、身長177p、体重71s・・・因みに拳法で鍛えてるからガタイはいい。
顔つきはワイルドだが、こう見るといいかもしれん。

「来たぞ・・・どーなってるんだこれ?!」
俺の言葉に困惑気味の佳乃(俺の身体だけど)は言いずらそうにしながらも話し始めた。
「一週間前、私レイプされたんです・・・ショックだったんですけど、それよりショックだったのは・・・男に無理やりされて悦んでる自分がいた事・・・とうとう昨日、自分が嫌になって・・・大量に睡眠薬を飲んで死のうとしたんです・・・生まれ変わって強い男になって仕返しできるようにと・・・そしたら朝、この身体になってたんです」
「そう…だったのか…。でも」
「わかってます。自殺は…いけないことだってことくらい…でも私…」
そう言うと俺の姿で泣き出した
「はぁ…」
自分が泣いている姿は正直あまり良いものてはない。だが中に入っているのは今自分が入っているこの子なのだ
「大丈夫、大丈夫だから」
そう言うと俺を引き寄せ抱いた

「これから…どうしましょう」
しばらくして落ち着いた俺(佳乃ちゃん)がつぶやいた
「そうだな、幸いもうすぐ夏休みだしそれまで凌げば大丈夫だと思うけど…」
「そうですね…でも」
俺(佳乃ちゃん)が少しうつむいた
「まずお互いを知って周囲に不信感を与えない行動ができるようにしようか」
「はい、そうですね」
こうして俺と佳乃ちゃんはかなり細かい所まで、それこそ普段の仕草まで情報交換をし会った。
それで知ったのは佳乃ちゃんの事。結城佳乃ちゃんは俺と同い年、父親はキャリア官僚、母親も同じで普段から両親は家を開けがちだそうだ。
1人っ子の佳乃ちゃんに両親は無関心に近く、五月蝿く言うのは成績や対面上の事柄だけてあるらしい。

そして俺、平野正隆は料理屋を営む両親と3人暮らし。俺の家も忙しくて俺に構ってる暇もない・・・要は家族にバレる心配は少ないと言う事だ。

そんな話しをしていると、あっと言う間に昼頃になる。
しかし、俺達の座ってるベンチ、高速道路の下で薄暗い上に、柱で周囲から遮られて様子が解らなかったりする。
「あの・・・ちょっといいですか・・・」
そんな時に佳乃ちゃんが遠慮がちに俺に話しかけてくる。
「ん?、どうしたの?」
「さっきからずっと・・・股間のアレが大きくなったまま戻らないんですけど・・・」

「あ〜…それは…ヌけば治るんだけど…」
「えぇ!?わ…私…」
佳乃ちゃんもある程度の知識はあるらしく意味はわかっているらしい
「出来ない…よね…?」
「当たり前です!!」
恥ずかしそうに叫んだ
「えっと…じゃあ…」
辺りを見るとちょうど公衆トイレが見えた
「じゃあオシッコすればとりあえずは…」
「えぇ!?このままで…ですか?」
「あ…うん。とりあえずかかめば出来るから」
しばらくの沈黙の後
「…わかりました。いつかはしなければならないんです。私、頑張ります」
その時、股間の辺りにジワリとした感覚がした。初めは何かと思っていたがそれが一気に激しい尿意に変わった。女は尿道が短いため尿意が男とは違うようだ
「佳乃ちゃん…俺も…いいかな…」
「え…」
一瞬困惑の表情を浮かべる俺(佳乃ちゃん)
「…でも私も見ますから…いいですよ…」
顔を真っ赤にしながらつぶやいた
「…わかった」
そう言うと二人でトイレに向かった

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