PiPi's World 投稿小説

とある村の御祭り
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 9
 11
の最後へ

とある村の御祭り 11


「さあ、皆さん昨日と同じように、舞台に上がってください」
部屋の外では女性が巫女用の衣装で待っていた。
衣装と言っても、化粧と飾りを着けただけの殆ど裸同然の姿、その姿を間近で見た河野と浅海の逸物は、元の力を取り戻していた。
「あらまあ、今日も元気いっぱいみたいね。
 これなら皆、孕ませれるんじゃないかしら」
河野と浅海の逸物を見た女性は嬉しそうに微笑む。
しかし中出し禁止を言い付けられた二人は不満そうに漏らす。
「えーでも、なんか中出し禁止って言われましたよ」
「なんで俺ら二人だけ急に、変じゃね?」
「あら、おかしいわね?
 私たちはそんな事聞いてないわよ。
 そんな事したら祭りの意味が台無しだわ、ちょっと確認してくるわ。
 あなた達は先に行ってなさい」
三人に先に行くよう言うと、女性は急いで事務所へ向かって行った。
「とりあえず行こうぜ」
「そうだな」
なんだかごたついてるなと思いつつも、河野と浅海は雄助を連れ舞台に向かった。

三人が舞台袖に着くと同時に、先程の女性が足早に寄ってきた。
「あー、間に合ったわ。あなた達確認とって来たわよ。
 中出ししていいわよ!
 孕ませるための祭りなんですもの、種子が中出ししないなんて、神事として成立しなくなちゃうものね!」
(えっ!?)
「やったー!」
「やっぱりな、変だと思ってたんだよ」
女性の言葉に河野と浅海は素直に喜ぶ。
「全く誰かしら、こんな間違った連絡回したの」
「さあ?誰だったけアレ聞いたの」
「えっーと…誰だったけ?」
「えっ、皆ちょっと!」
二人とも首を傾げる。
「まあいいわ、あなた達頑張って来なさい」
女性は三人を背を叩くと舞台上に送り出した。
雄助は不安に思った。
さっきからそのよくわからない女しか姿を見せない。
本当に事務所に行って聞いてきたのだろうか?連絡が間違っていたというのもその女が勝手に言っているだけだ。
大体、祭りが始まるには少し早すぎる様な気も…。
引き返そうと思った時、両手が掴まれた。
両サイドを河野と浅海が挟んでおり、それぞれが手を掴んでいたのだ。
まるで無理矢理にでも連れて行こうとするかのようだった。雄助が問う。
「どうしたんだよ」
「わからない。なんだか我慢が出来ないんだ…」
「俺も、祭りの前だってのに」
手をつかんでいる2人が雄助の方に体を向けた。
左右で立ち上がった2本の物がまるで放尿の様にドクドク先走りを放出していた。
2人は先走りを垂らしつつ、ほぼ強引に雄助を舞台へと連れて行った。
逃げようと思えば逃げる事も出来た、親友2人とはいえこの時点では腕を軽く持っているだけなのだから。
しかし、雄助は発情した2人に誘われるように舞台へと向かっていた。これからなにが起こるか期待すらしていた。

舞台はやはりがらんとしていた。祭りの始まる前、とは異質の静けさがあった。
だが、篝火に火が灯されお囃子が演奏されると、村人達は徐々に集まって来た。
遅れて孕子達も舞台に現れ、最後に神主が登場する。
ゆっくりと舞台中央に向かう神主。
神主が雄助の脇を通り過ぎるたその時、神主は雄助に小声で語りかけた。
「雄助よ、すまんが祭りは予定通り行う。
 やはりお前だけを特別扱いには出来んのでな、乱交になったら自力で頑張るのだ」
そう言い残すと神主は通り過ぎていった。

「それでは皆の者、二日目の儀式を始める!
 種子達よ孕子達に、子種を注ぐのだ!」
神主の掛け声と共に太鼓が叩かれる。
「種子の射精をもって乱交の合図とするのだ!」
神主の合図と共に河野と浅海は昨日と同じ孕子に抱きつく。
雄助も不安ながらに愛理を抱きしめた。
雄助はなんだか上手くいかなかった。
ゴタゴタ続きの挙げ句、またもルールが変わった。いきなり早く呼び出され、待たされたりもした。
そんな事が続いて既に妙に疲れている。
それに、5人妊娠させないと自分の存在が消えるという要素まである。
雄助は殆ど無意識で腰を降っていた。だが、中々出そうにはない。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す