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ショート・ショート
官能リレー小説 - その他

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ショート・ショート 6

花林は涙を流しながら少女に語り掛けた
「これがなんだかわかる?市販されている媚薬の蟲だけど、去勢されていないのよ。一度膣を汚染されると効力がきれることなく、色情狂になるの。ほとんどは1ミリにも満たない雄だけど。雌に出会うと私のように他の女の子を襲いたくなるの。そして他のお友達たちを汚染したくなるのよ。陰獣刑法では、感染力のある陰獣を寄生させた場合、一生涯社会的に抹殺されるわ。結婚どころか、どの職業に就くこともできなくなるの。私のように…私は麻薬捜査官だった。でももう遅いの。私の脳はすでに汚染されているから。あとはこの組織のために、蟲のためにあなたを侵すの。」
そういうと花林は暴れる彼女の両足をつかむと陰獣を彼女の性器にあてがった。
「い、いやあああああああああああ。」
断末魔のなかで、二人の女は済んだ瞳が濁っていくのを感じた。その後に訪れる悦楽を受け入れながら
小山花林が逮捕されたのは。12月3日の20時ごろだった。場所はB市児童公園の女子トイレの中であった。
被疑者は市民パトロール隊として夜歩きをしていた女子に補導を名目に近づき、猥褻な行為に及んだ疑いがもたれている。
花林被疑者は、有害な【未知の】陰獣に感染しており、【善良な大手企業C病院】の【慈善治療】を受けていたが、
犯行時刻にはその【性欲抑制剤を持参していなかった】という。
 花林容疑者は政府職員の一員であること、C病院の手先として働かされていた。と自供しているが両組織とも彼女との関係を否認しており、証拠も発見されていない。精密検査の結果陰獣による脳の萎縮を認めており、数時間後さらなる汚染により、花林被疑者は著しい精神的崩壊を認め迷宮入りとなる。
 後日、私立探偵により再調査が行われることになるがそれはまた別のお話。

【姉シリーズ 淫らな姉妻と父】
「あん。だめだよ…ひろさん。たっくんが起きちゃう。」
「ごめん。我慢できないんだ。前妻と別れてから、ずっとご無沙汰だったんだ。」
陶酔したような父の声が隣の部屋から聞こえた。
一緒に寝ていたはずのじゅん姉がいつの間にか父の部屋にいるようだ。

じゅん姉と父は1週間前に結婚をした。
じゅん姉は僕とはたった2歳年上なだけだったが、彼女から父に結婚を申し込んだ

じゅん姉はマンションの隣のお姉ちゃんだった。
彼女の親はいわゆるネグレクトをしていたみたいで、1年前からマンションにも帰らなくなっていた。

じゅん姉は近所づきあいで親しかったこともあり、うちでご飯を食べ、生活することが多かった。
それがじゅん姉には心苦しかったんだと思う。自分の親ぐらいの父にプロポーズする形で僕たちは本当の家族になった。

じゅん姉のマンション契約を打ち切り、それ以降は僕の家に気兼ねなく生活できるようになった。
「じゅん。2日前はあんなに激しく愛し合ったじゃないか。俺がここを触ると…」
「ヤ…ん。そこはだめ・・」
2日前?確か2日前はじゅん姉は父と2人で映画に行ったはずだ。
僕も行こうと思っていた。
しかし、いかにもつまらなそうな社会問題映画を挙げたので、僕は遠慮した
それに、デートの日限定で許可してもらった最新のゲーム機も魅力的だった。
僕はその日はゲームに没頭していたんだ。
その日父とじゅん姉は初めて行為に及んでいたのだ。

「は…ン…だめ。」
それは僕がいままで聞いたことがないような色気のあるじゅん姉の声だった。
じゅん姉がどこを触られているのかここではわからない。しかし、贖う言葉の中にも父に対する媚びた女の感情が出ていることはわかる

「声が出ちゃう。ここではやめて…わたしたっくんの前ではまだ普通のお姉ちゃんでいたいの」
寂しそうなじゅん姉の言葉だ。
じゅん姉はこの家庭を愛している。そして僕にはまだ弟としての感情しか抱いていないのだ。


じゅん姉が僕の知らないところで女になっている。
その事実に口惜しさを感じた。
あふれる涙と嗚咽を布団を口にくわえることで押し殺した。

僕はじゅん姉に恋していたんだ。
そのとき、はっきりと自分の気持ちを知ることができた。
じゅん姉の肌に触れるときも、一緒に同じお風呂に入る時も、深く考えたことはなかった。
家族としての姉の存在とはそんなものだとも思った。
しかし、今日のじゅん姉は違った。
父と触れ合う姉は女としてのじゅん姉だ。僕は、じゅん姉に抱き着いたときの記憶を思い起こすと姉に情欲が沸き上がってくるのを感じた。
そして僕はその恐ろしい声をついに聴いてしまった。
「わかった。私も…ひろくんとしたい。お願い抱いて。」


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