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ショート・ショート 5

【陰獣ファイル2 宿り蟲  危険度3】
宿り蟲は雌雄同体生物で、成長し、産卵できる時期になると暴れて産卵場所に誘導する。
そこは、宿り主の雌が寄り集まる水場が多い。
 多くの宿り主はホルモンのバランスを崩され、女性に対して異常な興奮を覚える。
自制心のない女性はレズ行為に走り、直接蟲のコロニーをこすり付ける。
自制心が残っているものは…

サティアは公衆浴場に行き、体を洗っていた。
匂いが取れかかってきたころ、若い女性の集団が浴場に現れた
ドスンと宿り蟲が膣の内壁を激しくゆすった
サティアは自慰を見られないように急いで浴槽に入った。女性器がひく、ひくんと喘ぎ声にあわせて疼く。
女性の集団が浴槽に入ったとき、宿り蟲はサティアとの性交を楽しんだように排卵をした
宿り蟲の幼虫はコロニーで身を守りながら、別の女性の性器臭を頼りに進む
「ごめんなさい。みなさん。でも、とても気持ちよかったです。私の蟲で孕んでくださいね」
自分の罪を恐れたサティアの沈黙により、この集落で宿り蟲のクラスターが発生。公衆浴場利用者の9割が宿り蟲の巣になったという
【陰獣ファイル3 レドポイア  危険度2】

レドポイアは人工操作された陰獣である
見た目は精子のような白濁の液体で、膣内を48時間生存できる。
脳内麻薬を生成する機関がその一つ一つの蟲に備わっている。
普通の麻薬より長時間の効果と異常な催淫作用を持ち、売春業者が「商品」に使用することが多く
一度入れられた女性は継続して夜の業務に励むという。

繁殖力は低く、宿主の女性以外の感染はほぼ0だが、依存性の強い生物であり、2類の分類に疑問を持つものが多い。
一説では、陰獣法制定者の数人に〇歳の女性に相手をさせたという説もある。
しかし、現時点で改定の動きはなく、近未来都市の4つの都市で売買が可能である。

花林はその液体を見た。
彼女の運命はこの時、この瞬間から決まったといっていい。

場所はP市。今は海面上昇により沈没した都市であり。
その上に建設されたウォーターフロント都市は
地域とは隔絶されている。独自の自治権をもつ企業集合体地区である。
そこでレドポイアの生産が行われているという情報をつかんだのだ。
合法生命体であるレドポイアは刑罰の対象にはならないが、その製造方法は謎であった。
まさか、少女の膣内で生産されていたなんて…
そこでは○歳〜○歳(自主規制)までの少女が共同で生活していた。
むせ返るような異臭が回りを立ち込めている。その匂いすべてが少女たちの発情臭であった。
おなかの大きな少女がつわりのような症状を示すと、ビーカーのような液体に腰までつかり出産を始めた
やがて白濁の液体はビーカーの液体全体と混ざりあって小瓶に振り分けられた。チチチチと音を立てた青い光を通り抜けていくのは放射線によって生殖能力を除去しているのだろう。

花林が感じた感情は怒りというものではなかった。
彼女たちに対する異常な情欲。それが彼女の肉体を蝕んでいる
彼女の女性器からどす黒く充血した凹凸のある物体がビクンビクンと脈打っている
「ふふ。あなたが数日間使ったピルのなかにな。細工をさせてもらったのさ。それがレドポイアの本当の成虫のすがたなのだ。これが成長するとどんな女でも、彼女たちを襲いたくなるのさ。」
うかつだったと花林は思った。
情報を得る目的でこの男に身を任せたのが間違いだとようやく気付いたのだ。
3日間。少女を見ると感じたこのどす黒い生物の本能を拒んできたが、この光景に彼女の精神は限界を迎えてきた。
「ぐぎょぼ…。」
花林は意味不明の言葉とともにその場に崩れ堕ちた
「花林君。その蟲はかなり狡猾なやつでね。贖う信号をキャッチすると理性をつかさどる大脳前頭に猛毒を放出するんだ。はじめは理性が麻痺する程度だが、次第に脳が侵される。今のうちに服従したほうが身のためだぞ。」
「はい。なんでもします。ですから、早く彼女たちと。その…ぎょろろろ。」
「だから、理性をつかうなと言っているだろう。本能のままにだよ花林。」
花林にあてがわれたのは女というにはあまりにも幼い少女だった
彼女は全身を硬直させながら花林をみている
花林は彼女の股間に顔を密着させた。
汗と尿のまじりあった異臭を嗅ぐと股間がムズムズと反応する
花林は自分の短いスカートをめくりあげた。
すでに自分の子宮の栄養と血液を吸い上げ、大きく成長したどす黒い陰獣が姿を現した
「ひい。ひいい」
彼女はその異様な生物に反応しもがいたがすでに縄で縛られているこの少女に贖う術はなかった。

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