PiPi's World 投稿小説

独裁者の後宮
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 15
 17
の最後へ

独裁者の後宮 17

そのあと、何度もGスポットでエレナは絶頂をくり返した。
容赦のないジョンの責めに最後には白目になって、尻を高くあげたまま、放心していた。
「そろそろ、俺のモノでイカせてやる」
そういうと、エレナをいたぶって興奮したのか、すでに勃起して血管がうきでたそれを、ずぶりとエレナに挿入した。
「はひいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
エレナは舌を出して絶叫する。
バチン、バチン、と音をたてて、ジョンはエレナの性器でピストンをくり返した。
ぬめる内壁をこする快感に女の喜びをエレナは全身で感じていた。
『かっ閣下あああああああ!!!!!」
エレナは力がはいらない両手で必死に地面に爪を立てながら、腰をジョンの動きに会わせて、そこを引き絞った。
「あああ‥‥‥なんて情熱的なセックスなのかしら‥‥‥妊娠さえしてなければ、私もジョン様に‥‥‥うふふふ‥‥‥あああんっ‥‥!」
ミレイユが性器に深々と指を差し込みながら、うっとりと言い放つ。
たえられず、メイリアはもミレイユもレオナも目の前のはげしいまぐわいに、自らの性器をこすりたてた。
大きな腹の美女がみせる痴態は、刺激的でジョンはさらにエレナを責め犯し続ける。
「あああ‥‥‥ジョン!ジョン!ジョン!ジョンーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
興奮と嫉妬で、激しくク○トリスをしごくメイリアの姿は、とても首相のそれにはみえない。
「ジョン!!イクわ!!あなたのセックスをみながら、イクわ!!あああ私もそのチンポが欲しい!!欲しい!!ああああああああああああああ!!!イクイクイクイクイクイクイクイク!!!!イクーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
メイリアが潮を吹きながらイク様を見せつけられ、レオナとミレイユもどんどん自慰が激しくなっていった。

だが、その時だった!

バアァーーンッ!!

「「「……!?」」」
突如として響き渡る轟音。ガレージのシャッターが破られ壊されたのだ。
続いて銃を手にした男達が後から後からゾロゾロと中に入って来る。彼らは銃も服装もまばらで何だか統一感が無かった。
「お…お前らは、まさか…!?」
ジョンは叫んだ。
「ウフフ…ジョン・カルロス大統領閣下、お迎えに上がりましたわ」
男達の後から彼らのリーダー格と思しき迷彩服姿の美女が現れた。妙に言葉遣いが丁寧なのが気になる。
「あなた達は反政府ゲリラね!どうしてこの隠れ家が分かったの!?」
メイリアがリーダーの女に尋ねる。
「あらあら、教えてくださったのはそちらではありませんこと?…そんな大きな声を出していては見付けてくれと言っているようなものですわよ?」
「「「……」」」
全員、返す言葉が無かった。

「では皆さん、大統領閣下を私達のアジトへご案内して差し上げなさい!」
ジョン、メイリア、エレナ、ミレイユ、レオナの五人はゲリラ達に銃で小突かれながら、ガレージの側に停めてあった幌付きのトラックの荷台に乗せられた。

ブロロロロ…

トラックが走り出す。
「これからどうなるんだ?僕達…」
ジョンは不安げにつぶやく。彼らは全員、全裸のまま後ろ手に縛られて身動きが取れなかった。
「向こうに殺すつもりがあるのならば、おそらく発見した時点で殺されているはずです」
エレナがジョンの耳元でささやいた。
「でもどうせ首都からは出られないに決まってるわ…首都を占拠した軍が道沿いに検問所を設けて市内への出入りは厳しく管理されているはずですもの。アナスタシアはそれ位やるわ…」
メイリアが言った。それに対して応えたのは同じく荷台に乗り込んでいたゲリラ達のリーダーの女だった。
「それがそうでもありませんのよ。検問所はあれど、兵士達は慣れない状況でてんやわんや…運転手の免許証を提示させられただけで、特に何の取り調べも受けませんでしたわ。おかげで私達、国道を通って堂々と首都市内に潜入して閣下方をお連れする事が出来たのですわよ」
「何て事だ…我が軍ながら情け無い…」
ジョンは嘆息した。

一方、ミレイユはレオナと何やら話し合っていた。
「ねえねえ…このゲリラって何派なのかしらね?」
「たぶん…王党派の一派だと思うわ。あのリーダー格の女、見覚えがあるもの…」
諜報部長であるレオナは国内の反政府組織の勢力図と主要人物を一通り把握していた。…というのも反政府ゲリラ組織は複数あるからだ。最大の勢力は10年前の革命時に国外へ脱出し処刑を免れた旧エスタニア王国の王族と遺臣達による『エスタニア愛国同盟』、二番目は革命後は危険思想として弾圧を受けていた“エスタニア共産党”の作った『エスタニア人民戦線』である。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す