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不知火家メイド隊
官能リレー小説 - その他

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不知火家メイド隊 15

「そうなんだ。ねえシェイラは見かけないけど?」
シェイラがいないのに気づき真理香に尋ねる。
「シェイラさんは後でお連れしますわ。それまで居間で寛いで下さい。さあ、皆さん坊ちゃまをお連れしなさい」
バンバン!!
「あっ真理香!!シェイラは何をしてるの?」
真理香はそう言うと手を叩きメイドたちに恭介を居間へ連れて行けと命じる。
恭介は何もわからず、そのまま居間へ連れてかれた。
しばらくの間居間で待っていると、ようやく真理香の呼び出しがかかる。
「ご主人様・・・朝霧隊長がお呼びで御座います・・・」
「うん!分かった!・・・ふうっヤレヤレ・・・どうも真理香は、僕の事を今でも一人では何も出来ない子供と思ってるみたいだな・・・まあ真理香にはそれこそ夜尿症(おねしょ)してた頃から面倒見て貰ってたんだから仕方が無いか・・・」
恭介は呼びに来たメイドに先導されながら、廊下を歩いて行く。
(?・・・妙だな・・・一体何所まで行くんだろう?)
恭介はメイドに導かれるままに屋敷の奥へと足を踏み入れて行く。
(アレ?家の屋敷にこんな場所が在ったんだ・・・まあこの屋敷は馬鹿みたいに広いからな・・・)
何せこの屋敷は冗談抜きで遭難しそうな程広く、屋敷の裏庭には、湖や山が存在しているのだ。
恭介がまだ小学校低学年の頃隠れ鬼をしていて、三日間見つからず、終には本格的な捜索隊が組織されるという事態にまで発展した事さえあるのだ。
(因みに後一日発見が遅ければ、恭介は衰弱死していたかも知れないそうだ)
やがて恭介は屋敷の地下階層にある一室に連れて来られた。
「ご主人様・・・この部屋で朝霧隊長と一之瀬副長がお待ちしております。では私は之で失礼いたします」
「うん!ありがとう!!」
恭介は先導してくれたメイドに礼を言うと、部屋のドアノブに手を掛けた。
その部屋は地下に存在する為薄暗く、照明というとランプが一つ有るだけだった。
淫靡な雰囲気を漂わせる部屋は、飽く迄も豪華に造られており、石畳の床には赤い絨毯が敷かれ、壁は全面各務張りで覆われており、部屋の中央にはベッドならぬ木馬が鎮座していた。
誰であろうと一目見ただけで特殊な趣味のための部屋である事が解るだろう。

「ようこそ御出で下さいました坊ちゃま!さあシェイラ!貴方もご挨拶しなさい!!」
「・・・ハイ朝霧隊長・・・ようこそ御出で下さいました恭介様。恭介様・・・シェイラは恭介様の身辺をお守りする護衛メイドで有りながら、恭介様をお守りできず。あまつさえ恭介様にお怪我をさせてしまいました・・・どうぞこの無能な牝犬メイドめに恭介様の手で罰をお与え下さい・・・」
部屋の中には朝霧真理香と一之瀬シェイラの二人のメイドが控えていたが、彼女たちの姿もこの部屋の雰囲気に相応しい物だった。
その純白の肌を覆っているのは黒革のレザースーツで隙間なく体のラインを表し、乳房と股間などはまったく隠されていない。
特にシェイラはお尻の穴と膣に黒々としたバイブが突っ込まれており、首には犬用の赤い首輪がハメられ、彼女の首輪から伸びる鎖が、真理香の右手に握られている。
二人とも之だけは普段と同じく、清楚な白いメイド用のカチューシャを着けているのが、逆にアンバランスで淫靡な色香を振り撒いている。

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