「はい、ご主人様。メス奴隷の亜紀に罰ゲームをお願いします」
首輪を着けた途端、笑顔でこのザマである。
「じゃあ、仲良しな２人でキスでもしてもらおうかな」
「いえ……そんな、お嬢様とキスだなんて、恐れ多い」
あー、奴隷設定だとそうなるのか。そこで、由里奈に頼んでもらう。
「そんなこと言わないでよ。亜紀とあたしは友達じゃない♪　せっかく兄貴が言っているんだしさ」
「お嬢様……ありがとうございます」
亜紀は涙を流して、由里奈に感謝する。
「じゃ、亜紀……いくよ」
「はい……んっ……」
くちゅ
ちゅぱ
ちゅぱ
静かに２人が唇を貪りあう音だけが響く。