幼なじみ 45
ヌチュ…
お互いの唾液が糸をひく…。
「はぁ…んっ…ヒロ…」
長いキスにいったん唇を離す。
「あいつを忘れて?俺嫉妬でどうにかなりそう…」
ヒロは切なげだった。
私の中ではもちろん亮くんへの思いはないし、ヒロでいっぱいなのにヒロも不安だったんだ。
「…ヒロだけだよ?……口でしてあげたんだってヒロが初めてだったんだから…」
それを聞いて安心したのかヒロに安堵の表情が戻り、手は再度胸への愛撫をはじめた。
「っはあっっ!」
乳首をはじかれる。
「愛香は本当乳首が弱いのな。」
「いやぁ…ヒロやめて…っんあっ」
ヒロの長い指がくにくにと乳首をつまむ。
「そういえば愛香、さっきはよくもやってくれたなぁ?俺を苛めようなんて100年はえ〜んだよ♪」
そういって優しく両手で乳房を揉んできた。
「ヒロのばかぁっ!!…私ばっかり苛められてっ…んっあぁ…ずるい…っあ…」
威勢よく言い返していた愛香も最後の方は甘い吐息に変わった。
「愛香のおっぱい…本当やわらけ〜…」
「あぁっ…ヒロ…もう…っはぁっ……やめてぇ…んん」
「やめろと言われてやめるバカはいないぜ♪」
執拗な胸への愛撫が加わり…さっきコトを終えたばかりだと言うのに愛香のソコはまた潤んできた。
「んあっ…ヒロ……あぁっ…」
ヒロの手が体中をはい回る。
だんだん手が下半身に及び太股をいったりきたりする。
愛香は太股の内側を撫でられるのも弱かった。
「愛香は本当感じやすいのな。すっげえ〜いやらしい顔してる…しかも愛香縛られてヤられるの好きだろ…」
「…ぁんっ…そ…んな…ことない…」
「ふっ…お前まじめなくせにえっちの時は相当な淫乱だぜ…」
『淫乱』…体がその言葉に反応するのがわかった。
嫌な言葉だけど、ヒロにそう言われるのは嫌じゃない…。
恥ずかしいけど、ヒロの言葉で、ヒロの行動一つひとつに反応して淫らになる。
「愛香…すごっ…太股にまでお前のいやらしい汁が垂れてきてる…」
「あぁ…ぁん…」
まただ…ヒロのが欲しくて…あそこが疼いてる。
だけどヒロは意地悪してすぐにはくれないのよね。焦らして焦らして…
ふと視界が閉ざされた。
一瞬のことで何が起こったか理解できないでいるとヒロの声が聞こえた。
「愛香見えないのどう?目隠ししてみるのもいいかな〜と思って」
慣れない暗闇に目隠しをとろうともがいても手の自由がきかない。
「いやっ…ヒロこれとって?」
ヒロにお願いしても聞いてくれない。
「すぐに慣れるよ。視界を遮られるのも淫乱な愛香には堪らないと思うよ。」
確かに視界を遮られたことで他の器官が周りの状況を悟ろうと神経を研ぎ澄ます。
動く空気も肌で敏感に感じとる。
ふと耳に息がかかる。
「ひゃっ…あぁっ…ヒロ何して…んんっ」
「愛香…好きだよ…」
耳元で低くささやくヒロの声…。