びくんっ！と大きく反応する彼女。悠太はたまらず胸を優しく揉み乍熱いキスをする。
「んむっ…」
ﾁｭ…ﾁｭｸ…
興奮しきった悠太の多少荒々しい口付けにゆきは彼の頬に手を添え答える。
ﾌﾟﾁｭ…
名残惜しむように唾液がつぅ、と糸を引き、２人を長く繋ぎとめようとする。
「はぁ…は…ごめん、強引過ぎた？ゆきがあんまり可愛いからさ、やべーよ俺、興奮しすぎ…。もうちょっと、ゆっくり…しなきゃな」
自分を大事に想ってくれているのが伝わってきて、ゆきは嬉しさで下から悠太を抱き締めた。
「大丈夫。ありがと………！？」
ぴたりとゆきが動きを止めた。
｢悠太…私初めてだし優しくしてね。｣
悠太は彼女の不可解な行動を不思議に思った。胸から手を離し聞く。
「おぅ、心配すんな、頑張るから。でも、何急に動き止まったけど。どした？」
「…………だって…お腹に…」
真っ赤な顔を更に赤くして言ったゆきの言葉に悠太は直ぐにあぁ、と納得した。密着した際に張り詰めた息子が触れたのだろう。
《悲しきかな男の性。やっぱり初めてだしな、お互い異性の体見るとか。》
とは思いつつ、恥ずかしくなる。
「仕方ないだろ！これは体がゆきのこと好きだーって言ってんの！」
やけくそのように言い、ゆきの頭をくしゃっと撫でた。
「悠太、可愛い」
「どっちがだよ、ばか」
クスクス笑い合う2人。
「さて、再開して良い？俺すんごい触りたいの我慢してんだけど」
理性を踏ん張らせてきた悠太がついに弱音を吐く。
「良いけど…悠太も脱いで。あたしだけ、ずるいよ」
「ずるいって…まぁ良いけど」
ゆきを跨いだ形で上半身を起こしがばっと上を脱ぐ彼。
その体に、ゆきは見とれてしまった。少年らしい細い体ではあるが、日に焼けて引き締まって見える。自分と背は変わらないのに、自分とは全然違う、薄く筋肉のついた体。男女の差を否が応にも感じさせられた。
「…綺麗だね、肌黒い」

ゆきがすり…と薄い胸板を擦ってみると彼は触られるとは思っていなかったらしく、びくっと大袈裟に反応した。
「き…綺麗とかやめろよ…恥ずかしい」
そう言ってまたゆきに覆い被さり唇から首筋からキスを降らせ乍胸に手をやった。
「あっ！ゆ…ゆーたっ…んぁっ」
「綺麗なのはゆきだろ。こんな綺麗…」
右胸をやわやわと優しく揉み、キスをし乍下降させてきた唇で左の乳首を軽く挟んでみた。
「あぁっ！？なっ、何し…」
顔を更に赤くする彼女の反応に気を良くした悠太は舌をぺろっと出して、固く自己主張をしているピンクのそれを舐め上げた。
「やあぁっ！そんな…だめぇぇっ」