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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 2

ピンクの水玉パンツが現になる。意外に可愛いパンツ履いてんだな…。悠太の目は普段見る事のない、田崎ゆきに釘付けになる。
ブラウスのボタンを外すと、パンツと同じ柄のブラが見える。この姿が少し可愛い。大きいとはいえないムネに意外に細い二の腕、締まったウエスト…。
こいつも女なんだなぁ…、悠太が田崎ゆきを初めて意識した時である。

とりあえず、初めての覗きは、無事終了した。
「また、やろうな。」
タケはにやりと笑ってそう言った。

今夜、俺が何をおかずにしたか、想像に任せます。
──次の日。
おかしぃ…、筒井悠太が変だ。そう、田崎ゆきは少し悩んでいた。
いつもの様、悠太に挨拶がわりにタックルしたら…、私の顔見て、目を丸くしてギクシャクと逃げたのだ。いつもなら、のってくるのに…。別に眼中なんかないケド…、いつもと違うと調子狂うわ…。と、ゆきは少──し気になった。
「ちょっと、悠太。どうしたのよ。あんた今日おかしいわよ?」
「そ、そうか?」
「朝、タックルしたってやり返してこなかったし…何かあったの?」
休み時間、ゆきは悠太の席の前まで来て、悠太に疑問をぶつけてみた。
だが、悠太はゆきの方を見ようともしない。
「じゃあ、なんで私の方見ないのよ」
「そ、それは……」
更衣室を覗いた時に、ゆきの下着姿を見てしまったからだ、とは口が裂けても言えるわけがない。
そして、あれ以来ゆきを女の子として見てしまい、今までのように振る舞えなくなってしまったのだ。
「それは?何よ?」
ゆきは1歩も譲らない。それどころか、ゆきは悠太の顔をつかみ無理矢理視線を合わせた。
「……っ。」
悠太はゆきの顔を直視すると、自分の顔が耳から赤くなってくのを感じた。急いで、手を払おうとするが、ゆきの力は強く振りほどけない。
悠太の顔を見て、ゆきは悠太のオデコに手をあてて言った。
「あっ。悠太、少しあついよ。熱あるんじゃない?」
「そういや、朝から熱っぽかったかも。」
助かった…、悠太は心底ホッとした。
だが、そう上手くはいかなかった。
「もう!それならそうと早く言いなさいよ」
ゆきは悠太の額から手を離すと、今度は自分の額を悠太の額にくっつけてきた。
「な、な……!」
突然のことだったので、悠太は狼狽することしかできない。
さっきよりもゆきの顔が近くにある。
少し顔を動かせばキスができるほどにーー

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