友情から恋へ 2
それは鷹間君に限らず、多くの男たちが寄せてくる熱い視線で分かっていた。
アタシとしては肩も凝るし、洋服だって流行りの細身の物は入らないし、同性からは嫉妬されるし、いいことなんて1つも無かった。
そんなアタシの苦労なんて男たちは知りもしないで、本能丸出しの厭らしい視線を送ってくるのだ。
実のところ、そんな男たちに辟易して、清潔そうな鷹間君と友達になったところもあったのだ。
それが残念なことに、鷹間君とて男だった。
アタシのHカップで処構わず勃起する、最低といえば最低の・・男だったのだ。
言い忘れたけれど、アタシの名前は岩野心 17歳 高2だ。
この高校の制服は白いセーラー服で、ブラジャーが透け透けになるのだ。
それで、鷹間君が興奮しないわけがなかった。
アタシは体育の時に巨乳が揺れて、みんなの視線がアタシの胸に集中するので恥ずかしい。
「岩野の胸に顔を埋めたい。揉みまくりたい。」
そういう男子生徒の声がいやでも聞こえてくる
鷹間君がなぜアタシの事を女として意識するようになったのかというと、鷹間君と一緒に歩いているときに、急に風がふいてスカートが捲れ上がってアタンのパンツが丸見えになったからである。