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診察
官能リレー小説 - SM

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診察 4

私は個室のドアや仕切りの下を見た。確かに通常よりは広く開いており、ドアや仕切りの下端が床から15cmほどのところにあった。外からは身をかがめて覗き込まない限り個室の中は見えそうになかったが、金隠しもない便器でしかも便器はドア側が前になるように取り付けられていたので私はとにかく早く用を済ませてしまおうと思った。
私は履いてきたジーパンとパンツを脱ぎ、個室内にあったかごの中にいれ、便器に跨った。
まず、コップを股間の下で持ち、尿を出そうとしたがなかなか出ない。便器にまたがってしゃがんでいると、ドアの下の隙間から外が見える。外からは見えないはずだが、どこか恥ずかしい気分になった。
やっと黄色みがかった尿が出はじめ、コップに少しずつ溜まっていった。透明のコップに尿が当たる音がトイレ内に響いた。そのとき突然トイレの入り口のドアが開く音がし、男性と女性の声が聞こえた。
「堤さんは今日は精液検査と性感染症の検査ですね。検査は今日が初めてですか?」
どうやら女性のほうは看護師、男性は患者のようだった。私は尿の音を聞かれ、恥ずかしかったが、尿が終わり、ちょうどコップの半分ぐらいまで尿が溜まったのでコップを横に置いた。
「初めてです。」
「今日の検査は一人ではなかなかうまくできないので私がお手伝いしますね。まず性感染症の検査をしますが、性器の先端から綿棒を差し込みますのでそちらの便器の前に立ってパンツを膝の当たりまで下ろしてください。」
「ここでですか?」
「ええ、そちらの便器の前でお願いします。恥ずかしいかもしれませんが必要な検査ですのでお願いします。綿棒を入れるときは少し痛いかもしれませんが頑張りましょうね。」
「はい・・おねがいします。」
私はドアの向こうで行われていることが気になったが、検便用のキットを取り、説明されたとおり肛門に差し込んだ。肛門から綿棒を抜くと茶色い便が付着していた。透明のケースに綿棒をしまい、膣分泌液検査用のキットを取った。検査用の綿棒は少し太く、鉛筆ほどの棒の先に人差し指の指先程の綿球がついているものだった。
私がそうしているうちにも、外からは男性がベルトを外す音がし、検査が始まったようだった。

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