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診察
官能リレー小説 - SM

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診察 3

「南さんは初診ですので診察前に検尿、検便と膣分泌液の検査を受けいただきます。まず検尿ですが、こちらのコップに半分程度尿を入れてください。検便はこちらの棒を肛門から5センチほど挿入してください。膣分泌物はこちらの綿棒を膣内に5cm程度挿入し、膣の壁を数回擦るようにしてください。それから南さんは本日は肛門の診察ですので、ギョウチュウ検査もうけていただきます。こちらのテープを肛門にしっかり貼って剥がしてください。あちらのトイレでお願いします。終わりましたらこちらのほうまでお持ちください。」
と、男性の患者もいる前で膣や肛門の話をされ、私は恥ずかしかったが、自分が肛門の診察を受けに来ており、医院が肛門科・性病科・乳腺科であることから仕方のないことだと思った。

私に手渡されたのは私の名前が書かれた透明のコップ、透明のケースに入った検便用と膣分泌液検査用の綿棒、ギョウチュウ検査用のテープであった。
トイレのドアには男女の区別が書いておらず、ただお手洗いと書いているだけであった。私は不思議に思ったが、中に入ると男女に分かれているのだろうと思い、ドアを開けた。しかし、中に入ると男性用の立ち小便器と個室が2つずつあり、男女の区別がないことに驚いた。
私は男性が来ないうちに早く便や尿、膣分泌液の採取や、ギョウチュウ検査を終わらせようと思い、個室に入った。個室に入って便器を見て驚いたのは、和式の便器のような形ではあるが、その便器には金隠しがなかったのだ。
個室の中をよく見ると、個室の壁には注意書きが貼り付けられており、「このトイレは尿、便の採取を行いやすいように金隠しをつけておりませんが、通常の和式便器と同様にお使いいただけます。なお、犯罪対策のため、当院のトイレの個室の仕切り、ドアの下の隙間は通常より広く開いております。ご了承ください。ドアをノックし、患者様の安全を確認する場合がありますので、その際はお返事いただきますようお願いいたします。お返事いただけない場合はスタッフが下の隙間から個室内を確認させていただきます。      院長」

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