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性欲検診
官能リレー小説 - SM

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性欲検診 5

遼子が聞かされた内容は、悠也の貞操帯は三日に一回は外される事と、自身に課せられる役割は精液採集装置では消毒や潤滑剤で純粋な精液を集めれないので、肉体を駆使して少年から精液を集める為の生オナホとなることだった。
コンドームを用いての本番で朦朧とした状態の少年たちを射精させて精液を回収するのに、かつてのボディラインでは女性らしさに欠けるのと抱き心地の物足りなさを補うと同時に、ピストン運動を受け止めるためのクッション性や見た目でも性的興奮を促す効果を出すための措置と説明を受ける。
まさか息子を男として立派に成長させると同時に夫が不在でも自信の欲求不満を解消させるために非合法のサプリメントを与えたとは言えず、ボランティアの中身が皮肉にも不特定の少年との行為という実態も息子には絶対に秘密にしなくてはと思った。
『後で地図を送信するので……』
「まって、盗撮しているの?」
『……ご想像にお任せします』
そう告げると通話が途切れた。


翌日、悠也を学校まで送りその足で送信された場所に向かう。そこは大学病院本館から外れた洋館だ。
「遼子さんですね……」
彼らは役割や存在を巧みに偽装した秘密結社だった。異端の医師から始まった組織で、
人道や倫理より利益と欲望を目的とした長年かけて築いた広いネットワークの強みを活かした
実験体集めと資金繰りが行えるのも女性をターゲットとした戦略で、
少年の精液への崇拝にも近い執着や性欲を持てたました肉体を巧妙に利用していた。
「息子さんが童貞ではないのはご存知ですね?」
遼子に画期的な方法による人体改造が行えたのも、アリサや彩夏といった医療組織内の痴女が
彼らにとっては手足で、精液を原料とした製品を高額で買う裕福な熟女が資金を齎してくれるし
禁忌への誘惑とより快感を深めたいとする遼子のような平凡でありながら周囲に流されやすくて
無防備で性的に満たされていない母親や主婦はたやすく従順にできるからであった。
遼子の目の前に居る女性はニコッとほほ笑む。
「大丈夫ですよ、直ぐに慣れますから」
「……」
女性は洋館の玄関に入りホールへと進む。大きな階段の一部が沈み地下へと続く階段が出て来る。
「遼子さんを認識すれば自然と開きますから……ただ他人が居ると全く反応しないので注意してください」
「はい」
階段を下りるとそこは監獄の様に両端を檻に面した通路へと通じる。我が子と同じ年齢の少年らが入れられているがその姿は異様だ。乳児に使用するロンパースの様な衣類で開閉部は革ベルトに錠前がぶら下がっている。
「あの子達は性欲が異常で日常生活困難として隔離されているんですよ」
遼子は拘束着を着せられてるとはいえ、案内している女性がこれだけの数を統制できると
感じた瞬間、少年達をちゃんと管理しているであろう二人の女声を発見する。
「あなたが、新しいボランティアの人ね。セクシーになったじゃない。昔はどうせ、
ギスギスした欲求不満の教育ママだったんでしょ」
「……」
「もし息子にCBが付いてなかったらすぐ犯してたんじゃない?おばさん」
美しくて豊満だが、高圧的な女性は遼子の図星を付いた。息子の貞操具を疎ましく思っているのは事実だ。
息子の与えた薬のせいで肉体まで改造されたのに、少年への性欲は未だ失われていない。
「ケイコよ、あっちはユウ。おばさんは?」
「遼子…です」

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