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スレイブ ゲーム
官能リレー小説 - SM

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スレイブ ゲーム 1

いつの時代も金持ちはすべてを持て余す。

スレイブゲーム。
より魅力的な奴隷を仕上げ披露する、裏社会の集まりである。
そしてそれは暇を持て余す金持ち達の娯楽である。


今日はスレイブゲームの新シリーズ開始の日である。私、橘 恭司も参加するために奴隷の抽選会に来ていた。

他の参加者とともに奴隷の観賞を始める。
「いやぁ、今回は橘さんも参加するんですか、これは強敵ですねぇ」
声をかけてきたのはこのゲームの常連の真下だった。
「真下さんこそ。今回のテーマはなんでしょうかねぇ?」
真下は過去に何度か優勝経験のある猛者だ、私とて優勝経験はあるが油断のできる相手ではない。
「それでは皆様、今回のテーマを発表します」
舞台の上の黒服の男にスポットライトが当たると会場がざわめく。
「今回のテーマは『自慰』です」
これは難しいテーマだ。
発表会では奴隷一人での演技になるので徹底した調教が必要だ。

テーマの発表が終わると黒服の後ろのカーテンが取れ檻が披露される。
檻の中にはそれぞれ首輪につながれた女たちが入っている。
彼女等は今回のゲームのために各地から集められた女達だ、もうすでに社会的には死んだことになっている。
私たち参加者は檻の中の女達を観察する。

いきなりさらわれこのような状況だ、女はそれぞれ性格がよくわかる。
こちらを睨み付けるもの、泣き叫ぶもの。
もちろんこちらが選びやすいように衣服などは着させていない。
年令から性格、スタイルまでそれぞれ違う。
「私はこの子にしようかな?」
真下はまだ小学生のような幼い少女に決めたようだ。
「ん?」
一人の少女が私の目に留まる。
その少女は高校に入ったばかり位の年ごろだろうか?可愛らしい外見とそんな外見に相反するようなエロイ巨大な胸を持っていた。
やはり、「自慰」と言う今回のテーマ、調教はもちろんだが、それなりに外見にインパクトはあったほうが良い。
この少女の胸をもっと大きくして…
うん、いけそうだ。
「よし、私はこのこを選ぼう。」
檻から出される少女。その目には戸惑いと恥ずかしさが浮かんでいる。

さぁ、ゲームの始まりだ。
発表会は三ヶ月後。それまでに屋敷の地下室で徹底的に−特に胸を−調教してやろう。

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