一方、沙季達はというと。
秋恵に付いた蝋を剥がし、少し腫れて敏感な肌にシャワーをかけていた。
「うぅっ…」少し痛そうに身悶える秋恵に沙季は。
「今日もよく頑張ったわね。私も嬉しいわ」とやさしく秋恵の身体を洗った。

秋恵は沙季の身体を洗いながら。
「今日の女王様は恐かったです。あの人みたいにされたらと思うと恐くて恐くて…」大きな瞳に涙を浮かべながら沙季を見つめていた。
「大丈夫よ、秋恵は私の大切な奴隷だもの、無理はしないし、もっと感じれるようにしてあげるからね。」沙季は秋恵を抱きしめる。
「ありがとうございます。」秋恵は沙季の胸の中で歓喜の余りに泣きだした。

秋恵は落ち着くと再び沙季の身体を洗いながした。
沙季は「ありがとね。」と秋恵に微笑むと秋恵の身体の傷のケアを始めた。


ケアが終わると秋恵は、「女王様。今日も御調教有難うございました。」と頭を下げる。

沙季は秋恵の顎に指をあて顔を上げると。
「次はもっと激しいわよ。」秋恵にキスをした。

秋恵はトロンとした目でうなずくのであった…


夏美は自分の身体を洗い終えると、四つんばいのままの美冬を洗い始めた。
まるでトリーマーのように慣れた手つきで美冬の全身は泡まみれになりキレイに流すと髪の毛の手入れをした。