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プレゼント
官能リレー小説 - SM

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プレゼント 94

「今更何しに来た?」
ボスは有坂を睨む。
「やだな〜俺もボスになりたいんだよ。」
「…呑気だな。まあいいや、ついて来な。」
ボスは有坂を例の機械の部屋へ連れて行く。
「あれ?女の子は?」
ボスは黙って有坂を女性化する機械に突き飛ばし、その蓋をするとスイッチを入れた。
「お前も唯みたいに官僚に奉仕しな。」
ボスはそれだけ言うと元の部屋に戻った。
ちなみに唯とは有坂の妹でボスに一番最初に調教された子である。 
しかし、その間にも調教は着々と行われていた。
各調教師とも自らのプライドを賭けての争いなだけに真剣だ。
それに、ボスは自分の子供だといってこれに関しては特別扱いしてない。
彼女もうすうすわかってるだけに真剣だ。
一方の有坂は、20歳前後の可憐な美少女になっていた。
ただ、中身は60近いオッサンではあるが。
そして、納品期限の日が来た。
ボスは告げる。
「今回の依頼はな、相手には4人送るが3人は帰ってくる。つまり、帰ってこなかった女を調教した奴を後継者としたい。他の3人もそいつを支えてやってくれ。」
みんな一様に頷く。
ただ、ボスの健康上の不安はかなり大きい。
自らが医学部だっただけに自分の病気は自覚はしているが、どうしようもない。
これより一週間、ボスは調教こそしたものの、途中で血を吐くなど調教相手の少女から心配されるほどだ。
この時調教を受けた玲美は後に「おじさん、何かやばかったからわたしものすごい不安になった。」と語っている。
しかし、ボスにはやり残したことがある。
それは後継者を決めた後に、自らと関係する官僚や代議士に後継者を紹介しなければならないことだ。 
しかし、そんな矢先に悲劇は起きた。
その時ボスはある少女を拘束していた。
その少女を完全に拘束し終わった時、突然血を吐いて倒れた。
少女はギャグボールもかまされている上に手足を完全に拘束されて吊られているのでどうしようもない。
少女はギャグボールをかまされた口から必死に助けを求めるが、ギャグボールのせいでうめき声とよだれしか出て来ない。
更に調教室は完全防音なので声が外に届かない。 
数時間後に部下の一人がボスがいつまでも戻ってこないことに不思議がり調教室に行った。
そこには血を吐いて倒れているボスとギャグボール越しに何か言ってる少女がいた。
部下は少女の拘束をほどくと、少女に状況説明を求める。
少女は今にも泣きそうな顔で、「あたしが…縛られたとき…血を吐いて…叫んだけどギャグ越しじゃあどうしようも…ううう…うわ〜ん!」
少女はそこまで言うと泣き出す。
部下は応援を呼び、応援の人にボスの治療お願いし、自分は泣いている少女を慰めていた。 

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