今まで数多くの依頼があったが、報酬はほぼ全て50万以上である。
中には、助手の女の子に一回だけでいいからヤらせてくれというものもある。
流石にそれは断っているが、人気は相変わらずだった。
そのため、彼の休みもその日から２日しかなかった。
３日後には暁奈・純菜を連れて空港にいた。
なんせ今回の依頼は沖縄なのである。
実は今回のパートナーは雫と結香なのだが、２人とは空港で待ち合わせで暁奈と純菜は留守番だが見送りに来ていた。
「もう他の男とやるなとは言わんが、避妊ぐらいしろ……それと事務所近辺ではするな、みんなの迷惑になる」
２人に関しては大半諦めた正人は、余程の事がない限り２人を連れていかない事に決めた。
今の所、正人に諦められ、もう冷められているのを感じて大人しくしている暁奈と純菜もシュンとしているが、ボスによる奴隷調教が結果として失敗に終わり、只の淫乱痴女の２人が大人しくできるかは疑問だった。
今回はあえて貞操帯を付けない……もうどこの誰とセックスしようが正人には関係ないからだ。
自らの意志で行動したくせに懲りない２人……自業自得だが、避妊だけしたら追い出す事はしないつもりではいた。
一応、そうやって神妙にはしている２人を残して、正人は雫と結香を連れて沖縄に行ったのだ。


飛行機内では、三人掛けの座席に雫と結香が正人を挟むように座る。
調教経験の少ない雫はみさきを実の姉のように慕っているが、正人にもベタ惚れで今や正人の忠実な牝奴隷となっている。
結香はかなりの調教をうけていたが、同じく正人にベタ惚れで、正人の忠実な牝奴隷である。
他に正人にベタ惚れの茜、胡桃、みさきも自分の意志からは他の男に抱かれる事はないし抵抗してでも拒否するが、この２人は特に貞操感が強かった。
そして久々に正人との仕事となった２人はご機嫌で、雫はＩカップ、結香はＫカップ爆乳を正人に擦り寄せご満悦だった。
やがて飛行機が那覇空港に到着する。
手荷物を受け取り、近くでレンタカーを借りて依頼人に会いに行く。
今回は人捜しである。
目的の人は名護の方にいるらしい。
という訳で高速を飛ばして名護に行く。
俺もそうだが、雫と結香の二人は、この依頼が終わった後のバカンスが楽しみである。
もちろん依頼を完全に終わらせないとその段階には行かない。
名護市内で聞き取り調査をやり、目的の人の捜査に役立てる。
そして探す。
しかし今回は目的の人がなかなか見つからない。