PiPi's World 投稿小説

プレゼント
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 80
 82
の最後へ

プレゼント 82

俺はその時、どさくさに紛れて暁奈と純菜と依頼人の息子を連れて脱出した。
そして車で依頼人の家に行き、息子を送り届け、報酬を受け取った。
しかしその時もう夜11時になっていた。
どこのホテルもこの時間ではなかなか開いてないので、仕方ないのでカラオケボックスに3人で行き、オールで過ごすことにした。
天神のカラオケボックスに入り、二人になぜああなったかを聞いた。
二人の話をまとめるとこうなる。
潜入するためにクラブに入ったらいかにも怪しいドラッグを渡された。
しかし、怪しいと思ったのでとりあえず持っていた。
そしてクラブ内のテンションが異常に盛り上がったら何人かそのドラッグを飲みだした。
そしたら乱交パーティーを始めた。
何もできずに震えていると、ある男の人に薬を飲まされた。
そしてああなったらしい。
「ま…いいか。今回は特別だ。欲しいもの買ってやるよ。ただしその前にそのこと警察に話せよ。」二人はこくんと頷いた。
それからは2人のカラオケショーが始まった。
二人は大塚愛や倖田來未・HYなどを歌った。
俺も好きなサザンの曲を歌ったりした。
そして朝8時、お金を払いカラオケを出て、警察署へ行く。
中洲のとあるクラブでの事情を説明したところ、警察としても目をつけてたとこらしく感謝された。
そして天神の三越や大丸・ソラリア・コアを巡り色々な物を買った。
「正人さん早く〜」
「ちょっと待てよ。これだけ荷物あるのに早く行けるわけ無いだろ!」
俺は文句を言いながらも回り、そして昼過ぎに福岡を出発した。
ちなみに今回の収支は報酬が2件で90万、高速代・ガソリン代が5万、暁奈・純菜の買い物が14万(買いすぎだろ…)、宿泊費が12万でトータル59万の黒字だった。
2日後に俺達は事務所に戻った。
その時には茜達も戻って来ていた。
「ええと、正人さん達のグループが59万、茜さん達のグループが70万、合計129万のプラスです。」
会計役の胡桃がそう言う。
「大分軌道に乗ってきたな。でも依頼は全国から来るな。」
「仕方ないよ。依頼は主にHPからが多いし。」
茜がそう答える。 
「ま、なんだかんだ言いながら観光出来るから楽しんでるんじゃない?」
「まあね。ただ鹿児島とかは車で相当走らないといけないからきついよ。ま、バスよりは飛ばせる分ましだけど。」
「今のところ新しい依頼はまだないからね、少し休んだら?」
「そうするよ。茜や子供達とゆっくり過ごしてないからね。」
「そうね。依頼来るまで休みましょう。」
しかし、そう簡単に休みは彼には訪れない。
なんせ、仕事も確実にこなし、助手の女の子も可愛くて爆乳持ちなので、ネットで密かに話題になっているほどである。

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す