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プレゼント
官能リレー小説 - SM

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プレゼント 69

しかし翌朝、三人が相談してると一人のメイドが分厚い書類を持って現れる。
「あの裕也様、今仕方佐藤様から書類を渡され『終わりました、東京で暁奈と純菜“が”待っているので私共は帰ります。』と言って帰られました。」
メイドの言葉に暁奈と純菜が慌てて玄関へ向かう。
しかし玄関を開けた時には車の影すら無く走り去っていた。
「そんな…」「正人さん…」
落胆する二人…
裕也は二人にかける言葉が無かった。
そして裕也は書類をめくると一枚の手紙が挟んであり『二人をよろしくお願いします。』と一言書かれてあった。
正人は今の二人にはこの屋敷で暮らすのが最適と二人に再会した時から考えていた。
そして例え『一緒に帰りたい』と言っても置いて行くと決めていた。

“もう俺の所に戻っても二人の居場所は一つもない”

正人はそう思い冷酷に二人をつき放すつもりだった。
そして今朝の行動へと繋がったのだ。
二人に引き取るつもりは無いと暗に教える為に…
裕「彼は…茜さんという方の双子の娘に暁奈と純奈と名付けたそうだ。
悲しいかもしれないが…君達は私が責任を持って幸せにするから…」
裕也は二人を抱き寄せる。
二人も自然と裕也に従う。
…と、思われたが、暁「お願いします!私達を正人さんの所へ連れていってください!」純「こんなの私達が納得できません!」  と、2人が必死の形相で泣きついてきた。 裕「…わかった。」
3人はすぐに後を追った。祐也は、「幸せにする」等と二人を慰めるつもりで言ったが、正人に引き取って貰ったほうが良いと考えてた。
その頃、帰りの車の中、正人は泣いていた。

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